草原に咲く花 (ページ7)

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あの人を好きだと感じ始めたのは、いつからだっただろうか。

もう覚えていないくらい昔だ。

　AM「練習生の頃からAにちょっかい
　出しまくってたもんな、オッパ(笑)。」

　LN「ね、逆にしつこかったんじゃないの？(笑)」

オッパと私たちf(x)は、少しだけ練習生期間が被っていた。

もっとも、彼は練習生期間が長かったから被っていて当然なんだけど。

　『オッパさ、優しいんだ……』

別にいじめられているわけではなかったけど、日本人だからという理由で友達がいなかった私。

そんな私に、物怖じせずに近づいてきてくれたのがジュンミョニオッパ。

スジョンを紹介してくれて、さらにスジョンからソニョン、アンバーオンニ、ビクママと、今のf(x)メンバーと出会わせてくれたのもオッパだ。

感謝してもしきれない。

　LN「本当、オッパって基本誰にでも優しかったけど、
　 Aには特別甘かったもんなー。」

　AM「そうそう！ソウルの観光とかにも連れてって
　くれたんでしょ？」

　『うん、練習生の時に一回。』

韓国に来たばかりだと話すと、練習終わりに観光地を案内してくれたこともあった。

懐かしい……

　AM「本当可愛いなー、Aは(笑)。」

　『可愛い可愛い言わないでよー。』

　LN「恋する乙女感がすごく可愛い(笑)。」

　『やめてってばー(笑)。』

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