草原に咲く花 (ページ5)

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しばらく練習室にいたジュンミョニオッパは、急いで仕事に向かった。

ほら、やっぱり忙しかったんじゃん。

私ひとりなんかに貴重な時間、使っている暇なかったはずなのに……

でもそれはオッパの優しさだって、わかっているから。

　AM(ｱﾝﾊﾞｰ)「あ、ここにいたー。」

　『オンニ、どうしたの？』

ほぼオッパと入れ替わりで練習室に入ってきたのは、アンバーオンニ。

今日も相変わらず格好良い←

　AM「ご飯食べに行こう。
　宿舎にいるソニョンも誘ってさ。」

　『行きたい！』

　AM「何食べたい？Aの好きなもので良いよ。」

　『えー、迷うなー(笑)。
　ソニョンは何食べたいかなー。』

SMEのグループはマンネが甘やかされているっていうけど、私も甘やかされていると思う。

マンネじゃないのに。

……きっと私が、弱いから。

　AM「お前が食べたいものって言ってんのー。」

　『いはいよー、オンニー。(痛いよー、オンニー)』

軽く頬っぺたを引っ張られる。

　AM「ったく、ジュンミョニオッパも様子見に来たなら
　 Aに何か奢ってくれれば良かったのにね。
　お金持ちなんだから←」

　『え、なんでオッパがここにいたって知ってるの？』

　AM「Aが練習室にいるって教えてくれたの、
　ジュンミョニオッパだからね。」

ほら、これも優しさ。

私が独りにならないように。

　AM「嬉しそうな顔しちゃって(笑)。
　可愛いなぁ、ウチのプレリは(笑)。」

　『オンニ意地悪……』

　AM「ほらソニョン宿舎に迎えに行くよ！」

オンニと腕を組んで、練習室を後にした。

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