WARNING！ 1 (ページ7)

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頭がぼーっとする……

　KA「父さん、そろそろ止めてあげて。」

　父「ははっ、いいだろう？一緒に酒飲むくらい。
　久しぶりに息子の婚約者に会ったんだ。
　なぁ、ミリョンさん。」

　『はい(笑)。』

元来、私はお酒が強い方じゃないんだけど……

こういう場所に来てしまった以上、“付き合い”ってものがある。

　KA「ミリョン、もういいよ。」

　『大丈夫。』

だってここで断ったら感じ悪いじゃない。

お義父様に嫌われてしまったら、ジョンインの依頼は遂行できなくなる。

気持ち悪い、けど……

　『あっ、』

我慢してグラスを口に運ぼうとすると、手元からグラスが消え、代わりにジョンインが中身を飲み干していた。

グラスを煽る首筋が格好良かったなんて、絶対に言わない←

　KA「ごめん父さん、俺たちもう部屋行くわ。」

　父「えー。」

　母「お父さんもう止めなさい！
　ごめんなさいねミリョンさん。」

　『いえそんな……』

　母「はい、ゆっくり休んで。」

ジョンインにルームキーを手渡すと、彼のご両親は去っていった。

　KA「A、大丈夫か？」

　『ん、大丈夫。』

　KA「父さんが悪かったな。」

仕方ないよ。

きっと久しぶりに会ったから、お義父様嬉しくなっちゃったんだよ。

　KA「ほら、ふらふらしてて危なっかしいから。」

さりげなく腰に回された腕に、一気に身体の熱が上がる。

　KA「行くぞ。」

　『う、うん……』

ジョンインに支えられながら、エレベーターに乗り込んだ。

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