WARNING！ 1 (ページ46)

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連れてこられたのは、なんだか如何わしいお店のとある一室。

　SJ「お前にはここで金を稼いでもらう。」

　『ここって……』

　SJ「身体を売れ。」

やっぱり……

こうして私にお金を稼がせて、自分の借金を返すつもりなんだ。

　『いや！どうして私が？ふざけないで。帰る。』

出口に向かって歩こうとすると、また腕を掴まれてそのままソファに投げられた。

　『うわっ！』

そして、私に馬乗りになる。

　『やめて……』

　SJ「他の男たちの餌食になる前に味見でもしようか。」

何を言ってるんだろうか。

仮にも血が繋がっているというのに……

　『や、やめてっ！』

ぎゅっと目を閉じたその時、ドアをノックする音が聞こえて乗っていた体重がなくなった。

　SJ「良いところだったのに……誰だ？」

　BH(ﾍﾞｯｷｮﾝ)「俺です。ベッキョンです。」

私はまだ恐怖でソファの上から動けないでいた。

　BH「例の娘さんですか？」

　 SJ「ああ、上玉だろ？」

　BH「確かに……これなら短期間で返し終われそう
　ですね。」

ベッキョンという人は、その口調的にあの人の部下といったところか。

　SJ「逃げ出さないように監視、頼むな。」

　BH「はい。」

最後にこちらにチラリと視線を向け、あの人は部屋を出ていった。

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