WARNING！ 1 (ページ33)

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そんなこんなで(←)、終わる時間になればジョンインが来る。

　JH「じゃーな二人とも。気を付けて帰れよ。」

　『はーい、お疲れー。』

　KA「失礼します。」

相変わらずの"つかず離れず"の距離。

でもさりげなく車道側を歩いてくれたり、歩幅を合わせてくれてたり……

こういうこと、当たり前のようにできる人なんだよなー。

　KA「……どうした？」

　『ううん、なんでもない。』

ぼーっと見つめる私に気づいたのか、不思議そうな顔をする彼。

　KA「……仕事楽しい？最近。」

　『え、どうして？』

　KA「いや、最近フィールドワークに出てないんだろ？
　ジンギさんから聞いた。」

ジンギオッパったら、そんなことまでジョンインに話して……

　KA「お前、結構活発な方だろ？
　だから退屈なんじゃないかって。」

　『……確かにね。でもこれも仕事だから。』

いつもはミノがやっている仕事だ。

そのミノが、私の代わりに苦手な外に出てくれている。

私を……守るために…

だからせめてもの感謝に、私は彼の仕事を精一杯やらなきゃいけない。

　KA「気分転換、行くか？」

　『へ？』

　KA「ふっ、行くぞ(笑)。」

ジョンインは私を手を引きながら、楽しそうに笑った。

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