WARNING！ 1 (ページ32)

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　『……暇だ…』

あの男に会ってから、私の仕事はもっぱら事務作業。

過保護な私の家族たちが、満場一致でフィールドワークに反対したのだ。

　ON「うーん、確かに今まで現場が多かった
　 Aからしてみれば退屈かもねぇ。」

　『ミノとか、大丈夫でしょうか……』

私の代わりにジョンとバディを組み、行動を共にしている引きこもり男が心配だ。

　ON「ああ見えて頼りになるから大丈夫だよ。」

なんて呑気にコーヒーを飲むジンギオッパ。

　『私も行きたいなー……』

割りとアクティブな私には、事務作業はあまり向いてないらしい。

　ON「可哀想だけど我慢してね。君を守るためだから。」

　『……はーい。』

あんな優しい笑顔で言われたら、頷かざるを得ない。

オッパ、ずるい←

　JH「ヤーお前、でかすぎるんだよ！」

　MH「しょうがないじゃないですか！
　妬まないでください！」

ジンギオッパとフワフワした時間を過ごしていたのに、勢いよく扉が開いて二人が(騒がしく)帰ってきた。

　『あんたら、静かに帰ってこれないの？』

　JH「だってミノのせいで危うく見つかるところ
　だったんだぞ！」

　MH「勘弁してくださいよ！慣れてないんですから！」

ミノってば、やっぱり尾行には向いてない←

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