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目を覚ますと、隣に可愛い寝顔でジョンインが眠っていた。
周りに散らばるお互いの衣服や下着。
何も着ていない自分とジョンイン。
甘く痛む腰。
ああ、やってしまった……
恐怖で混乱していたとはいえ、ジョンインを利用するようなことだけは絶対したくなかった。
カバンからタバコとライターを出して、火を付ける。
『ふぅー。』
しかし、昨日見たあの男は幻？
確かにお酒は飲んだ。
でもジョンインがちゃんと見ててくれたから、飲みすぎることはなかった。
幻覚を見るほど、酔っていなかった。
ならやっぱり本当にいたの？
そう思ったらゾッとして、自分の腕を抱く。
KA「ん……A、大丈夫か？」
『大丈夫。』
モゾモゾ起き上がったジョンインに、軽く微笑み返す。
KA「こら、やめたんじゃなかったの？」
『今でもたまに吸ってる。』
すると手元からタバコが消え、その代わりに唇が重ねられた。
こじ開けられ、温かい舌が入ってくる。
『んっ、ふ、あ……』
KA「ねぇA、もう一回。」
『っ、もう散々シたでしょ？』
KA「まだ足りない……」
昨夜の情事の名残でまだ濡れていたそこに、彼の高ぶったものが挿入される。
『あっ、』
KA「本当綺麗……たまんない…」
嫌なこと、怖いことが全て彼から与えられる快感で掻き消されて行く。
いいや。
次目が覚めたら、あの男のことを彼に聞こう。
そう思って、彼の首に腕を回した。
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作者名：mayumayu | 作成日時：2017年9月26日 11時
