WARNING！ 1 (ページ11)

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KA side

二日酔いで辛そうなAを支えながら、彼女のマンションにやってきた。

　KA「悪かったな、父さんが。」

　『良いの良いの。これも仕事。』

仕事、ね……

　『あれ、部屋の鍵が開いてる……』

　KA「はぁ？」

ドアノブを掴んで、怪訝そうな顔をするA。

　KA「……下がってろ。」

　『いや、あのねジョンイン…』

　KA「いいから！危ないだろ！」

もし強盗だったら？

いや、強盗だったらまだ可愛いもんだ。

仮にもAは、裏の世界に少しでも関係のある人間。

もしその裏社会の人間が、彼女を狙っていたとしたら？

可能性としては、ゼロじゃないと思うんだ。

　KA「俺が先に中に入るから。絶対ここにいろよ？」

　『だ、大丈夫だと思うけどなぁ……』

　KA「用心するに越したことはない。」

　『そうだけどさぁ…』

おそるおそる中に入り、リビングの扉を開けると……

　KA「……なんでコイツここにいるんだ？←」

ソファで堂々と眠るイテミン←

お前の仕業かよ！

紛らわしいんだよ！

ていうか、何でAの部屋にいるんだよ！←

　『ほら、だから言ったじゃない。大丈夫だよって。』

いつの間にか隣にいたAが、俺の肩をポンと叩いた。

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