可愛い寝顔と着信音 ページ8
DO side
行為の後、隣で疲れきって眠るA。
少し無理させすぎたのかもしれない。
DO「ねぇ、起きてる？」
寝てる間にやってることがバレてるみたいだから、もしかしたらと思ったけど……
さすがに起きてなさそう。
DO「……僕だってヤキモチ妬くんだからね。」
額にかかった前髪を避け、その可愛い寝顔にそっと囁く。
これ、「実は起きてました」とか言われたら恥ずかしいやつだ←
DO「あんまりそういうこと、口に出すタイプじゃ
ないけど……」
Aはヤキモチ妬くことがあるのだろうか。
少なくともこの数年、見たことはない。
男友達が割と多いAに対して、僕は異性の友達がほとんどいないっていうのも一つの理由だと思う。
DO「心配なんだよ、君が可愛いから……」
彼女を抱き寄せようと腕を伸ばした時、耳障りな着信音が寝室に響いた。
……だいたい相手はわかるんだよ…
DO「チッ、なに。」
CY「え、舌打ちから入るの？←」
Aのスマホの電源が切れているから、僕のスマホにかけてきたんだろう。
諦めの悪いやつ。
CY「ちょっと！Aちゃんスマホ電源切ってるん
だけど！そこにいる？！」
DO「いるいる。寝てるから静かにしろ。」
スピーカーじゃなくてもお前の声は響くんだから。
起きちゃうだろ。
CY「こんな時間に寝てるだと……？
ギョンスヤ！お前Aちゃんに何したんだよ！」
DO「なに、聞きたいわけ？」
CY「……聞きたいような聞きたくないような←」
DO「……黙れ変態←」
CY「え、ギョ」
ブチッと電話を切り、Aを抱き寄せて目を閉じた。
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作者名：mayumayu | 作成日時：2017年5月5日 1時
