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マンネリなしの６年間 ページ11
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夕飯の後ソファで雑誌を読んでいると、洗い物を終えたギョンスが隣に座った。
『ありがとね、洗い物。』
DO「うん。」
へー、今はこんな服が流行ってるのか……
ちょっと私には着れないなー。
DO「これ、」
『ん？これ？』
DO「Aに似合いそう。」
私の雑誌を横から覗き込み、その中のコーディネートをちょんちょん指差す。
『そう？ちょっと大人っぽくない？』
DO「……なんでも似合う(小声←)」
本当ギョンスって不器用。
彼は小声でしかそういうことを言えない。
なんでもストレートに伝えてしまうお兄ちゃんの下に生まれた私には、それが新鮮で……
いじらしくて、可愛くて。
何が言いたいかというと、「大好きだ」ってこと。
『ふふ、ありがとうギョンス(笑)。』
DO「ん。」
ほら、顔真っ赤。
６年付き合ってても、お互いこうして真っ赤になってドキドキして……
きっと私たちには、マンネリなんてことはないんだろうな……
ギョンスはどうかわからないけど、私はこの６年間ドキドキとキュンキュンを切らしたことはないから。
DO「……風呂、入る。」
『え、入るの？待ってよー(笑)。』
立ち上がってスタスタ歩いていく彼の背中を、笑いながら追いかけた。
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作者名：mayumayu | 作成日時：2017年5月5日 1時
