At Home Dad 2 (ページ5)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:4,569 hit

神様の言う通り 3 ページ5

KY side

改めて僕、サイテー。
Aの心が落ち着いたらって決めてたのに……

「ねぇオッパ、顔上げて？」

彼女はそう言って僕の頬に触れた。

言われた通り顔を上げると、Aは優しく微笑んでいた。

「きっとね、タイミングだったんだよ。神様が“もうお母さんになってもいいよ～”って(笑)。だからね、神様を信じてみようよ。」

“子どもがその両親のもとに生まれてくるのは、何かしら理由がある”と聞く。

Aが言っているのは、多分そのこと。

「オッパは嬉しくない？私との子ども……」

KY「嬉しいに決まってるじゃないか。……生んでくれるの？僕の子ども……」

「もちろん！」

嬉しくて、ぎゅーっとAを抱きしめた。

「苦しいよ～(笑)。」

KY「だって……嬉しい(泣)。」

「え？！オッパ泣いてるの？！」

泣いてる僕の姿にあたふたしているA。
可愛くて、また抱きしめた。

彼女は慰めるように僕の背中をさすってくれる。

「オッパ、早く泣き止んで～。赤ちゃんに笑われちゃうよー(笑)。」

KY「そうだね、泣きやまなきゃ(笑)。」

その後、仕事を終えたソニョンとミノが病院に来た。

LN「あぁA、おめでとう！！」

MH「キボムも、おめでとう。5年目にしてやっと父親か(笑)。」

そうしていつも通り、4人で歩いて帰った。