エピローグ ページ13
意外と入院も短く済んで、小さな命を胸に抱いて家に帰る。
おかげさまで、母子共に健康(笑)。
KY「ヒマン、寝ちゃってる？」
「さっきたくさん飲んだからね、お腹いっぱいになっちゃったんだよ(笑)。」
ジュンスくんが生まれた時にもこんな光景あったけど……シカオンニはこんな気持ちだったんだ。
すごく愛しい……
KY「僕も抱っこしたい。」
「ん？はいオッパ、気をつけてね。」
ヒマンを抱っこするオッパも、すごく優しい顔で我が子を見つめている。
そして改めて思う。
キボムオッパと結婚できて、彼の奥さんになれて幸せだって……
KY「幸せだな〜。」
「ふふ、急にどうしたの(笑)？」
KY「Aと2人でも充分幸せだったけど、一人増えただけでこんなに幸せも増えるんだって(笑)。」
「私もそう思うよ。」
多分高校生の時の私から見たら、信じられない光景なんだろうな。
「え？あの先輩と結婚？ありえない」って(笑)。
KY「A……」
「ん？」
オッパの方を向くと、ふいに重なる唇。
「もう！オッパ！！」
KY「A、僕の子ども生んでくれてありがとう。僕と結婚してくれてありがとう。僕と出会ってくれてありがとう。」
出会った時からは確実に大人になってるはずなのに、今も変わらないその笑顔。
私はそれにどれくらい助けられただろう。
「こちらこそ、ありがとうオッパ。………大好き、愛してる。」
KY「もう……可愛いんだから(笑)。」
片腕にヒマンを抱き、もう片方の手でオッパは私の手を握った。
今まで2人で歩いていた道を、今は3人で辿る。
綺麗な夕日を背に受けながら……
Fin.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「K-POP」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mayumayu | 作成日時：2015年9月14日 10時
