写真【暗殺教室】 (ページ1)

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ときは遡る

あれは1、2年近く前の話になるだろうか...

有名な椚ヶ丘中学校...
にある、世間に知られることのなかった教室

3年E組

そのクラスに僕が転校してから、数ヵ月の月日が経った日のことだ

ある日、月が爆破された
月は三日月型になった

それから時をおかずに担任が変わった
その担任に名はない

防衛省や各国が絡む国家機密が
新しく担任になった

曰く、そいつが月を爆破し
来年には地球も爆破する予定だそう
そして担任となったのでよろしく、と

防衛省のその件について担当しているらしき者によると
防衛省の烏間(からすま)といい
国家機密だと理解頂きたいのだとという
この怪物を殺して欲しい
詳しくは話せないが、彼の言ったことは真実であり
来年の3月に地球を破壊すると
各国首脳のみが知っていることであり、秘密裏に殺す...暗殺をしてほしい
しかし早すぎて、手入れをされているほど余裕が奴にはある
月の7割を爆破させるほどのパワーを持ち、最高速度はマッハ20
あいつが本気で逃げれば防衛相を初めとする彼らにとっては(・・・・・・・)手も足もでないとのことだ

その超生物は言う
超生物「ま、それでは面白くないのでね
私から国に提案したんです
殺されるのはごめんですが
椚ヶ丘中学校3年E組の担任ならやってもいいと」

すかさず防衛省の者は言う
烏間「こいつの狙いは分からん
だが政府はやむなく承諾した
君たち生徒に絶対(・・)に危害を加えないことが条件だ」
その理由は2つあるそうで
①教師としてくるなら毎日の監視が可能
②30人もの人間が至近距離から暗殺するチャンスを得る
賞金は100億円
これを聞き、クラスのほとんどが目を輝かせた

それと同時に首につけている写真を握りしめた