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教室に戻りひとりで
報告書を書くこと早2時間。
プリント1枚に何故こんなに時間かかるかって?
お兄ちゃんが来たからだよ。
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『そんなさぁ、
先週のことなんて覚えてるわけなくない?』
自分の席に座り報告書を書き直している。
『ねぇねぇどう思う?』
レガ「ガルルルゥ」
その場で一緒に戦った精霊を呼び出し
聞いてみるも、獅子座の精霊レガネスは
ライオンの姿をしている精霊で
ティールと違い人間の言葉は話せない。
『んーわかんないや笑笑』
レガ「グゥ.....」
『ごめんごめん笑笑 ほら、こっちおいで』
言葉は分からないが思いは伝わる。
ライオンってだけで恐れられがちだけど
中身は子猫と同然。
表情はころころ変わるし、プライベートでは
甘えん坊さんだ。
今もこうして、幸せそうに私に撫でられてる。
ほんと、かわいいなぁ
仙台行った時は恵が書いてくれたから
楽だったのになぁ。
これだから単独任務は嫌いなんだよ!!
アル「おい、ティールお前書いてやれよ」
ティ「書けないので無理です。代わりに貴方が
お書きになられたら如何ですか?」
アル「やだね」
『自分で書かないとまたなんか言われるから
私が書くよ。2人ともありがとね』
はぁ、しょーがない書くか...
そう思った時、教室のドアが開いた。
悟「Aちゃんみぃぃぃっけ!」
『お兄ちゃん!!いいところに!!』
ティ「A様、それはダメですよ」
『まだ何も言ってない』
アル「言ってなくてもわかるわ」
悟「なになに?なんの話し?」
『今ね、報告書書いてるんだけど』
まだ件名しか書いてない用紙をお兄ちゃんに見せる
悟「あれ?
これ先週のだよね?書いて提出してなかったっけ?」
『したよ!したけどね。
さっきダメだしされたぁー.........これ」
今度はダメ出しをくらった用紙を見せる。
悟「えぇーいいじゃん!!
ちゃんとわかるよ、伝わるよ!。何がダメなんだ?」
『漢字で書けー!って』
悟「読めればいいのに」
悟「ねー?」『ねー?』
お兄ちゃんがいいって言ってるからいいじゃん!!
アル「全くこの兄妹は....」
ティ「手に負えませんよ...」
悟「あれ、2人ともいたの?」
『レガもいるよ、ここに』
お兄ちゃんが2人に気づき声をかけた
レガはと言うと
私の足元で伸びてる。
こりゃ寝てんな
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作者名:チョコ | 作成日時:2021年8月20日 0時