青葉城西の女装マネージャー (ページ4)

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マネージャーの仕事ページ4

貴方side

溝「ストレッチ開始」

「「うすっ！」」

さて、練習が始まったしスポドリでも作ってくるか

外の水道にカゴを抱えむかう

『うぅ～･･･さむぅ』

袖を濡れないように肘まで捲り練習試合が始まる前に終わらせようと手際よく作り始める

レギュラーメンバー分と二軍、三軍分を作るため量が多いのよねぇ

一人一人好みの濃さや発汗量も違うから記録ノートを確認しながら作る

特製のレモン塩を隠し味に黙々と仕上げる

『･･･し、できたわ！』

レギュラーメンバーの練習は特別メニューになってるから休憩は少し遅いから、先に三軍と二軍に配りに行く

二軍三軍の体育館に向かい、時計を確認しては首にかけてある笛を吹く

『はーい、休憩よ！』

私の合図に汗だくの男子達が群がってくる

モブ木「Aちゃーん、スポドリちょうだーいw」

モブ田「Aちゃーん！w」

『ちょ、わかった！くっつくないで！あげるから！』

嫌がる私をニヤニヤしながらいつものようにじゃれてくるみんな

『はい、倒れないようにね』

一人一人声がけをしながら異変がないか観察しながら、タオルとスポドリを渡してく

よし、大丈夫そうね

『じゃあ、私向こうに行ってくるわね』

「「はーい」」

残りのレギュラーメンバー分のスポドリとタオルを抱えむかう

『よしょっ･･･はい、休憩！』

時計と溝口先生の顔を確認し、笛を鳴らし合図する

及「喉乾いたー！」

『はいはい、お疲れ様』

及「え、冷たi((『はい、岩泉お疲れ』え、無視しないで？」

･･･レギュラーメンバーも異変ないかな

･･･国見ちゃん、いつもより汗かいてる？

『国見ちゃん、大丈夫？はい、これも食べて。無理しないでね』

国「･･･ありがとうございます、気をつけます」

スポドリとタオルに加え、塩レモン飴を渡す

肌寒いとはいえ、運動してたら汗かくし熱中症は怖いからね

溝「配り終わったか？」

『はい、終わりました』

全員に配り終え、溝口先生に駆け寄る

溝「これから二軍三軍も加えて練習試合をする。合図はこっちでするからできるだけ細かく選手のデータをとってほしい」

なるほど、1年も入って来たからね

『分かりました』

オリジナルの分析ノートを取り出してはシャーペンを持ち準備する