望の強がり

きりこた(ストレス)2 ページ10

小瀧side

またや、すぐイライラしてしまう･･･

ス「はぁ〜･･･どうしよう･･」

あ、いた！

「あの！」

ス「！？あ、はい･･」

「さっきは言い過ぎてしまってすいませんでした！」

ス「え、あ･･･だ、大丈夫です。失礼します！」

あ、行っちゃった･･･

怯えてたな･･･

メンバーにも迷惑かけて

「はぁ･････」

早くメンバーの所に戻らな

･

･

･

「ただいま〜･･･」

藤「おかえり、スタッフさんすぐ話をまとめて帰ったけどまたなんかあったん？」

え･･･俺のせいや

「ごめん･･」

中「俺らももう解散になっとるから俺はもう帰るわ」

重「俺も帰る」

神「また明日話し合いするから明日はもっと優しくしぃよ」

分かっとる、分かっとるけど･･

みんな帰っちゃった

俺、もう嫌や･･･

「みんな、ゴメンな･･･。迷惑ばっかかけて」

？「ホンマにな」

え･･

「照史くん･･？帰ったんやないの？」

桐「俺は自販機に行ってただけやで。で、帰ってきたら望が机にふっつぶしてるし」

「ごめん。俺のせいやな、全部」

桐「まぁ、そうやな」

「俺がみんなに強く当たるから･･･。そのせいで色々と進まなくて、迷惑かけて」

ホンマに俺はダメなヤツや･･･

桐「･･･ちょっと勘違いしてへん？」

「え？」

勘違い･･･？

桐「俺が言ってんのはお前がみんなに頼らないことやで。お前が頼らないからみんな分からないんや。そういう意味では全部お前のせいやと思うで」

「俺が頼らないから･･･？」

桐「そうや」

「俺は、別に大丈夫やで。頼ることなんか･･･」

桐「じゃあなんで最近そんなイライラしてん？なんでそんな辛そうにしてん？」

ｯ･･･

「別に、してへん･･」

桐「･･･辛かったら泣けばええで」

そんなん、言われたら･･･

「･･･ﾋｸｯ･･････俺、みんなに迷惑ばっかかけて･･ｯ」

桐「そんなことないで、望はちゃんと頑張っとるやろ？みんなも分かってんで」

「でもｯ･･･ﾋｸｯ」

桐「望は偉いで。でも望は色々溜めすぎや。だからこうなるんやで」

･･･照史、くん

桐「せやからもっと頼ってや」

「う、ん」

桐「よしよし、望は偉いで」

「照史くん、ありがとうな･･･」

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