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あれから1週間経過した今も尚
この8年前の生活は終わらず、
毎朝現実なのかと嘆くと
ふっかが俺の声を目覚ましに起きるようになった。
「翔太のおかげで一限間に合いそう、ありがとね〜」
『いってら』
大学楽しそうで羨ましい。
何やらバンドを組んでるらしく
部屋にはギターが置いてるが、
今日は練習すると担いで通学して行った。
『あんなアホでもモテるのに俺モテた試しなねぇな』
バイトしながらバンド組んで勉強もして、
俺ができなかった青春を全うしている。
そんな俺は今ふっかのバイト代のお世話になっている。
どうにか少額でもと思ったが
タイムスリップ前日に母さんに金置いてきたばっかだし、
財布には必要最低限の5000円しかないしで
ほぼ足しにならなかった。
それに、8年前にいるって事は
18歳の俺がどこかにいるかもしれないからバイトするとか、
実家行ってみるか、身内と接触はご法度だと理解した。
だとすると俺に出来るのは
『うわ、この過程経てあの映画だったのか』
自宅警備員。
ふっかの部屋には漫画からゲーム機まで
暇を潰すには十分なものが揃っていて、
俺の部屋とは大違い。
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chirua(プロフ) - ！さん» ご感想頂きありがとうございます、とても嬉しく光栄です。今後ともどうぞよろしくお願いします (11月3日 16時) (
レス) id: 9ab6ec17b9 (このIDを非表示/違反報告)
！(プロフ) - 久しぶりにこのサイトでとても引きこまれる作品を読みました。彼が少しでも幸せだなと思える日が来ることを願っています。次回も楽しみにしております。 (11月2日 23時) (レス) id: 50e233f32f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chirua | 作成日時：2023年10月10日 17時
