運命論【呪術廻戦】

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五条の話が一区切りついたところで私は用事があると言い食堂を出ました









研究室につきまたノートを取ります


今は呪力に関与する毒を作っています


一時的に呪力を失くすとか呪力を大量に削るとかそんな毒です


話は変わりますが呪具のことを調べていた時ある面白いものを見つけました


どうやら術式強制解除の力をもつ呪具があるらしいです


そこで私は術式強制解除に近い特性をもつ毒を作ろうと思いました


まあこれも兆しは見えませんが作れたら九十九に報告しようと思います



試しにクロユリを軸に毒を作る計画をしています


クロユリの花言葉は呪いだそう


目には目を


歯には歯を


呪いには呪いを


といったところでしょうか


実は花を軸には今まで作ってきませんでした









クロユリでいつもやっているのと同じように毒を組み立てていきます


そしてその毒を生きた呪霊に打ち込みます


そしてデータを取る


また組み立て直し打ち込みデータを取る


ずっとその繰り返しです









クロユリには少し兆しがあったようでした


抽出方法を変え、毒を大量に打ち込む無限のループをしているうちにとある事に気が付きました


毒を打ち込んだその瞬間のみ術式が使えなくなっていることです


クロユリの毒で一時的に術式を使えない状態にできるかもしれないです


使うことが無いことを願いますが、









呪具師のところに通うようになって2ヶ月が経った頃、遂に呪具が完成しました


番傘と鉄扇の様な呪具です


番傘には毒を打ち込む小さな弾丸が入っています


一度に必要な量以上の毒を仕込むことができますし、


普通に棍棒のように呪具としても使えます


鉄扇は毒を塗って使います


必要な量にギリギリ足りる量ですが先が刃物の様になっているので呪霊を切り裂く事ができます


また毒も極少量で効くように改良を繰り返しました


これで呪霊を祓う効率が良くなります


良かったです

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