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「天元様、お話とは?」
「久しぶりだね、■■そして■■の血
君に聞きたいことがあってね」
「それは天元様としてですか?」
「いや、一個人の単なる疑問だよ
いつまで術式を隠す?」
「隠してるつもりはないのですけどね
なんせ私の周りはお喋りが多いので」
「話す時が無いとでも?」
「そうですね
隠しているつもりは無いのですよ
ただ聞かれないだけです」
「……君には感謝していてね
星漿体の子が死んでね一時期はどうなるかと思ったのだがね
君のお陰で話をすることができる
君は私がどうなろうが知ったことではないのにね
こうやって話を聞いてくれる」
「……何が言いたいのでしょうか」
「そうだね……
もっと自由に生きてもいいといったところかな
君は君を縛り過ぎている
呪いにその身を捧げるつもりかい?
私個人としてはお薦めしないね
やりたいことをしていいんだよ」
「……ご心配せずとも
もう随分やりたいことをやらせて頂いていますから」
「そうかい
君は卒業後どうするつもりかな?」
「呪術師として働きますよ
まぁお暇をいただきましたがね
今日は私があの男の復讐をしようと思っているとでも?」
「君は随分彼を慕っていたようだからね」
「馬鹿らしい
あの人は人に情けをかけすぎたんですよ
正しくあろうとし過ぎたんです
それ相応の力があれば良いものの弱すぎた
だから死んだんです」
「彼はいい男だったよ本当に」
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Lily(プロフ) - 最高さん» ありがとうございます! 考え中なのでしばしお待ち下さい (2021年3月5日 20時) (レス) id: fd1be6be46 (このIDを非表示/違反報告)
最高 - これで完結ですか?すごく面白かったので続きがまだあったら読みたいです!!! (2021年2月12日 9時) (レス) id: f0ef8aefa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Lily | 作成日時:2021年1月19日 15時