検索窓
今日:1 hit、昨日:24 hit、合計:1,047,080 hit

ページ8

診察室を出る男と少女。

甚爾は色が見えないなんてことは無い。

むしろ凄く見分けられるタイプだ。

しかし心当たりがあるといったのは自身にもある"天与呪縛"のことだった。


自身が呪力を持たない代わりに鋭い五感を手に入れたように五条家の隠し子であるAにもある可能性を感じたのだろう。





「とうじ、みえないのある?」

「呪いって分かるか?」

「うん。」

「あれだよ。
天与呪縛だ。」

「ふしぎ。」

「お前の周りは見えてたやつばっかだろうな。」

「そう。
だからみえないのふしぎ。」

「…オマエ、術式なんだ?」

「こおり、ひ、だせる。」

「それだ。」

「じゅつしき、ちがう。」

「いいからやってみろ。」

「しかたないなあ。」


そうして頼りない足つきで呪霊の方へ歩いていく。

Aは右手をピトリと当てると呪霊は姿を表し、凍った後バラバラと崩れ落ちた。


次に違う呪霊を左手で触ると同じように姿を現し、燃えた。

「マジか。
オマエ、この前テレビで見たようなバリア作れるか?」

「だからじゅつしきちがう。」

「いいから。」


一瞬で少女の周りを氷のドームが包む。


「…出れるか」

「うん。」


そう言うとドームが溶け出てくる。


「…オマエ強くなりたいか?」

「いいこと、ある?」

「ああ。」

「なる。
つよくなる。」

玖→←漆



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (489 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1378人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 双子
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Lily(プロフ) - ありがとうございます! オリキャラは自分の性癖ぶち込んでマシマシで書いてます!! (2021年1月14日 19時) (レス) id: fd1be6be46 (このIDを非表示/違反報告)
- コメ失礼します。とっても面白いです!もう設定が好みすぎて、、、これからも更新頑張ってください、応援してます。 (2021年1月14日 19時) (レス) id: 294cb89c1c (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - 彩音さん» ありがとうございます! (2021年1月14日 19時) (レス) id: fd1be6be46 (このIDを非表示/違反報告)
彩音 - めっちゃいいです!!! (2021年1月14日 19時) (レス) id: b864e622be (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - 雪マカロンさん» ありがとうございます! (2021年1月14日 18時) (レス) id: fd1be6be46 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Lily | 作成日時:2021年1月13日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。