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丗漆 ページ40

そうして彼らが元々暮らしていた家に帰ってきた。

「ただいま。」

「ただいま!」

「夜ご飯何がいい?」

「ねーちゃん作るの?」

「うん。」

「オムライス!」

「わかった。
材料ないし買いに行くか。」

Aは冷蔵庫を覗きながら言う。

「ぼくもいく!」

「はいはい。」




スーパーにつくと恵がソワソワしていた。

「恵、欲しいものある?」

「おかし!」

「選んでおいで。」

「やった!」

「卵と…ご飯と…ミックスベジタブルと…。

「ねーちゃん!
これにする!」

「これだけでいいの?」

「うん!」

「恵ちょうど良いところにきた。
ケチャップかデミグラスソースどっちがいい?」

「デミグラスソース?」

「黒ーいシチューみたいな味するやつ。」

「それがいい!」

「りょーかい。」

会計をしてスーパーを出る2人。

手を繋いで仲良く帰っていった。




「じゃあ恵、待っててね

ちゃっちゃっと作っちゃうから。」

「ぼくおてつだいする!」

「えらいね。
じゃあ机拭いて欲しいな。」

「はーい!」

よいしょ、よいしょと机を拭く恵にそれを見て目尻が下がるA。

「ねーちゃん!
おわったよ!」


恵はパッと明るい笑顔を向ける。


「さすが恵!!
お皿3枚枚持ってきてくれる?
このくらいのやつ。」

Aはジェスチャーで大きさを表す。

「うん!」

お皿を抱えて歩く恵。

「持ってきたよ!」

僕すごいでしょ、と言わんばかりに満面の笑みである。

「ありがと。
あそこにおいといてね。
恵ご飯できるまで遊んでな。」

「他にお手伝いないの?」

残念そうに呟く恵。

「恵がちょー頑張ったから全部終わっちゃった。
ねーちゃんの白い袋に入ってるの、恵のおもちゃだから好きなの持っていきな。」

「わかった!」


袋からいくつかおもちゃを取り出している恵の背中を見て目尻を下げるA。

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Lily(プロフ) - ありがとうございます! オリキャラは自分の性癖ぶち込んでマシマシで書いてます!! (2021年1月14日 19時) (レス) id: fd1be6be46 (このIDを非表示/違反報告)
- コメ失礼します。とっても面白いです!もう設定が好みすぎて、、、これからも更新頑張ってください、応援してます。 (2021年1月14日 19時) (レス) id: 294cb89c1c (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - 彩音さん» ありがとうございます! (2021年1月14日 19時) (レス) id: fd1be6be46 (このIDを非表示/違反報告)
彩音 - めっちゃいいです!!! (2021年1月14日 19時) (レス) id: b864e622be (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - 雪マカロンさん» ありがとうございます! (2021年1月14日 18時) (レス) id: fd1be6be46 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Lily | 作成日時:2021年1月13日 16時

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