トラ転して超能力者になったと思ったら術式でいろいろ強すぎた【呪術廻戦】 (ページ5)

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5話　呪術師も労働もクソページ5

そうして現場まで歩く2人

『七海さんの事を少しだけ五条先生から聞いていて…
脱サラ呪術師って言ってましたけどどうして戻られたんですか？』

佐藤は地雷を踏んでしまったのか!?

七海「私が高専で学び気付いたことは、呪術師はクソということです」

『…ん？』

七「そして一般企業で働き気付いたことは、労働はクソだということです」

『えっ!?』

七海「同じクソならより適性のある方を
出戻った理由なんてそんなもんです」

聞いた佐藤も悪いがこれは反応に困る

『…案外いいかもしれませんよ呪術師は』

七海「はい？」

『個性豊かで面白いじゃないですか』

七海「面白いかどうかは別として確かに個性豊かではありますね」

『まぁ、入りたてのヘッポコの言葉なんて説得力がありませんがやりがいのある仕事ですよ呪術師は』

ヘラッと笑いそう言った佐藤

七海「…」

凄く微妙な空気が流れる

『ところで、七海さん
五条先生って七海さんにとってどんな人ですか？』

七海「…信用も信頼も出来る人ですが尊敬はできません」

『ああ、何かわかります』

その後も五条の学生時代の話や今の高専での様子などで話が盛り上がる2人

2人は山に入り、急な坂を上る

七海「もうすぐ着きますし任務の詳細について話しますね」

『お願いします！』

七海「2級の呪霊が群れを作っているようです
但し、これは半月前に出た情報なので今は一級程の力になっている可能性があります」

『あの…
どうして今の今まで放置したんでしょうか』

七海「まずはこのように人里離れた場所ですので人間に襲いかかる可能性が低いこと
そして何より人手不足であることです」

『嗚呼、確かにそうですね』

七海「この辺りで行方不明者が全く出ていませんが弱いうちに…ということで今日になりました」

『なるほど…』