トラ転して超能力者になったと思ったら術式でいろいろ強すぎた【呪術廻戦】

26話　遅くなったけどあけおめ ページ26

閉められたカーテンから光が漏れている


鳥の鳴き声が朝を告げているようだ





ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ
ｶﾞﾁｬﾝ


とある高校の寮の一室


其処で佐藤は目を覚ました


体を起こした佐藤は頭をガシガシ掻いている


『(何だったんだ…今の夢

妙に現実味を帯びてるな

予知夢か？

もしそうだとしたら虎杖は生きてるのか)』


佐藤の予知夢は余り良い未来ではないことが多い

先日の少年院の夢が物語っているだろう


『(これが予知夢だとしたら厄介な事になるかもしれないね…

内容を見ている限り五条先生狙いだった


五条先生がいるうちはなんとか持ちこたえることができると思うけど

先生が動けない状態になったら

虎杖が生きているのは先生の後ろ盾が有ってこそ

そうなったときは私か乙骨さんかが後ろ盾にならないと死刑が執行される

九十九さんは期待できなそうだし…


まあ、決定事項じゃないしいっか


そういえば五条先生バチクソイケメンだったな)』


佐藤は思考を放棄した








ベットから降り、ジャージに着替える

ジャージは佐藤の身丈に対して大きかった

仕方がないだろう

佐藤はチビなのだから

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