検索窓
今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:85,049 hit

ばんがーいへーん ページ33

二人は現場に到着した


目の前にそびえ立っているのは不気味な古びた洋館だった


冥冥「着いたね」


『はい

帳張ります?』


冥冥「Aやって」


『はーい

〈闇より出でて闇より黒くその汚れを禊ぎ祓え〉』


そう言うとちゃんと洋館に黒い結界が張られた


冥冥「おお

流石」


『基本的な事は大体教えてもらいましたから』


と言いながら照れるA


美人に褒められて嬉しいのだろう


冥冥「帳張れない子も居るからね」


『ちょっと大変でした』


冥冥「フフフ

じゃあちゃっちゃと祓っちゃおっか」


『はい!』


そうしてその細い身体から出ているとは思えないパワーで呪霊を祓う冥冥


その一方で目の前の呪霊を燃やしていくA


冥冥「呪霊を燃やすのかい?」


『はい!

これが手っ取り早いかなって思ったので』


冥冥「でもそれだと完全に燃えるまでに時間かかるね」


『そうなんですよ…

それが解消されればいいんですけどね』


戦いながらもゆったりとしたトーンで話す2人









冥冥「じゃあさ、浮かせて叩きつけるのはどうかな」


『フワッべちーんって?』


冥冥「フフフ

そうそう」


『やってみます!』









佐藤は呪霊がふわっと天井ぐらいまで浮かせた


そうして全て浮ききったところで上から投げ下ろした様に床に叩きつけた








呪霊は祓われ床には大きなクレーターができていた


冥冥「わお

すっごいね」


『なんかできました!

ありがとうございます!』


冥冥「全部祓っちゃったね

帰ろっか」


『はい!』









そうして施設の外に出る


『じゃあ今から集合したところに飛びますよ!

手握っててください!』


冥冥「フフフ」









シュバッと宙に浮くような感覚の後

トンと足が地についた感覚がする


冥冥が目を開けると先程2人が会った場所に来ていた


冥冥「今日はありがとうね

お陰でとっても楽だったよ








A準一級だったら勿体無いよ」


『ありがとうございます!』


冥冥「1級に推薦しようか?」


『うーん






もう少し強くなってからお願いしますね』


冥冥「フフフ

いいよ

その代わりお金頂戴ね」


『じゃあいいです』

あんけーと 順平出そうかな?→←ばんがーいへーん



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (71 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
260人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Lily(プロフ) - カルさん» ありがとうございます! (2021年2月18日 21時) (レス) id: fd1be6be46 (このIDを非表示/違反報告)
カル - 更新楽しみに待っています! (2021年2月18日 13時) (レス) id: fd30e3ce3f (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - 胡蝶 恵さん» ありがとうございます! (2021年1月31日 13時) (レス) id: fd1be6be46 (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - アオイさん» ありがとうございます! (2021年1月31日 13時) (レス) id: fd1be6be46 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵 - 更新気長に待ってます! (2021年1月30日 22時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Lily | 作成日時:2020年12月27日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。