トラ転して超能力者になったと思ったら術式でいろいろ強すぎた【呪術廻戦】 (ページ23)

今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:85,039 hit

23話　ここで五条の女になった人は多いと思うページ23

瞬く間に辺りはマグマの世界となった

まるで火山の中にいるようだ

虎杖「アツッッ!!」

マグマは飛び跳ね足場がドロドロと溶けそうなほど高温の世界

これが富士山頭の呪霊の領域である

五条「君たちが少年院で体験したのは術式の付与されていない未完成の領域だ

ちゃんとした領域なら3人とも死んでたね

恵は判ってたんじゃないかな」

領域展開

それは呪術戦においての頂点である

所謂、最終奥義のようなものである

領域を広げることはかなりの呪力を消費する

しかしそれ以上に大きな利点がある

五条「一つは環境要因によるステータス上昇
ゲームのバフみたいなもんだね

もう一つ」

五条の眼前に巨大な岩石が出現するがそれは五条の拳により粉砕されてしまった

五条は何事もなかったかのように説明を続ける

五条「領域内で発動した付与された術式は絶対当たる」

虎杖「絶対！？」

五条「ずぇ～ったい！」

それじゃあ勝てないんじゃないかと不安を顔に浮かべる虎杖に五条は微笑んだ

五条曰く、対処法はいくつかあるとのこと

1つは今のように呪術で受ける

2つ目は領域外に逃げる

しかし大抵は無理である

だがこれら以上に最も有力な方法があると

＿＿＿＿＿＿それは此方も領域を展開すること

同時に領域が展開された時、より洗練された術がその場を制する

そう言うと五条は目隠しに指をかけた

富士山「灰すら残さんぞ、五条悟！！！」

目隠しにより抑えられていた髪がさらりと降りる

ストンと首にかかった時、その瞼が開かれた

指を交差させその瞳が呪霊を見つめる

五条「領域展開

"無量空処"」