134.ソウルタワー ページ4
ソウル案内の最後にソンフンが連れて行ってくれたのはソウルタワーだった。
A「わー!綺麗!雪も残ってるんだね!」
SH「数日前の雪かな??
俺も久々に来たけど綺麗だな。今夕方だから、タワーの展望台に着く頃には日も落ちて夜景が綺麗かもしれないね」
山の上のタワーに向かうケーブルカーに揺られながら会話をする。
これEXOのルハンが乗りながらめっちゃ悲鳴上げてたやつだよね。同じの乗ってるなんて感激!(ミーハー)
…私が韓国に来るときには、ソンフンと恋人としてここを訪れるのが夢だったな。叶いもしないのは分かってるけど。
ちょっと切ない気持ちになりながらも、ようやくタワーの展望台に着いた。冬休みだけあって、周りにはたくさんの人。人。人。
ムードも何もないけれど、かえってそれが今の私にはちょうどよかった。
A「わ!見て!すごく綺麗!」
SH「この夜景の中で星の形になってる部分があるんだけどわかる??」
A「え…どれだろ…」
SH「見つけたら幸せになるから探してみて」
A「え、何それ(笑)ほんと??(笑)」
SH「嘘。俺が勝手に作った(笑)でも星型はほんとにあるから!」
適当ですか〜と笑い合いながら探す。あ!
A「ねぇ!見て見て!ほんとにあった!」
嬉しくて思わず飛び跳ねながらソンフンの方を振り向く。と、私をジッと見つめる彼と目が合った。
いつから見られてたんだろう。照れる。
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作者名:ミミ | 作成日時:2017年1月6日 2時