103.初心者 ページ3
そんなこんなで無事目的地に着き。
一泊二日ということで、荷物を民宿に置き、待ちきれないとばかりに全員ですぐスキー場に向かう。
SC「こん中でスノボ初めての人!」
A・JF・MH「「はーい!」」
SC「海外組か。まぁボチボチ助け合ってがんばりましょう。
初心者はうまいやつが教えるということで、はい、まずは何事も体験!リフト乗りまーす!!!」
適当か。
さすがにリフトの乗り方も分からないので、初心者には一人ずつ慣れた人が付くことになった。
A「ハンソル様!よろしくお願いします!バシバシ教育してください!」
HS「…容赦しませんからね??」
A「オナシャス!」
ぶっちゃけハンソルとは最初の印象がお互いに悪かったから、若干の気まずさがあったんだけど。今日のこれを機になくなればいいな…!
HS「じゃ、早速リフト乗るんでついてきてください」
片足をボードに固定して、片足でひょこひょこハンソルについていく。僕のはまだ「歩く」って感じだけど、ハンソルはスーッと「滑る」ことが自然にできてるな。目指せ「スーッ」。
HS「いいですか??ここに立って、膝カックンできるくらいの高さでリフトがくるんで、そしたら座り込む。
ヒョンなんとなくトロくさそうだけど…できます??」
ガチで心配そうな顔される。任せとけ!と胸を叩いておいた。
余計心配そうな顔をされて、おいっ!と思わず心の中でつっこむ。口には出さないけど←
でも実際いざ乗ろうと思うと慌てるというか、思いっきり膝裏に「ガッ」と音を立てながらリフトが当たって悶絶。涙目。
周りのメンバーから案ずる声が上がったのを尻目に、リフトは勝手にドンドン進む。
HS「ふっくく」
変な声が聞こえてふと隣を見ると、肩を震わせるハンソルがいた。
A「…どしたん??」
HS「ヒョンの顔…!リフトが当たった時の顔が…おもしろすぎて…」
苦しい〜と言いながら腹を抱えて笑われる。なんか笑ってるというよりは笑われてるのだろうし、ほんとは不名誉なことだけど、まぁ僕の前でこんだけ笑顔見せてくれたの初めてだから、まいっか。
今まであんまりハンソルと二人きりになることがなかったなと思い、これはチャンスと色々と話しかけてみることにした。
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ウサギ - ミミさん» おお!!楽しみにしてます! (2017年1月3日 2時) (レス) id: e56752805f (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - ウサギさん» そう言っていただけるととても嬉しいです!再開しますのでよろしくお願いします! (2016年12月26日 0時) (レス) id: f381dfa4c9 (このIDを非表示/違反報告)
ウサギ - 続きが気になります!更新頑張ってください! (2016年12月12日 13時) (レス) id: a2a048aefb (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - ぴゃにさん» えーそんな、喜びすぎて吐きそうです(笑)ありがとうございます!!! (2016年10月11日 0時) (レス) id: f381dfa4c9 (このIDを非表示/違反報告)
ぴゃに(プロフ) - これを毎日楽しみに生きてます笑 更新頑張ってください! (2016年10月10日 12時) (レス) id: 0afcb6fbc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミミ | 作成日時:2016年10月1日 0時