95. 不誠実 ページ15
BH「Aは不誠実なのが嫌だって言ったよね？？
だったら、一人と遊びで付き合うことが不誠実だって言ったのがバカバカしくなってしまうくらい、不誠実さを極めてしまえばいいんだよ」
A「ちょっと何言ってるのか…」
CY「ベク。いくらベクでも怒るよ？？」
急に真剣な顔になるチャニョル君。
と、真剣なトーンで返すベク。
BH「だってこのままじゃ、お前がかわいそうすぎる。チャンスも与えられないまま玉砕なんて嫌だろ？？
だったら彼女に不誠実になってもらうしかないじゃん」
CY「う…それはそうだけど、さ…」
BH「ねえ。僕とチャニョルと付き合ってみてよ。
それでさ、チャニョルの良さを知ったらいいよ。
二人とも君の好みじゃなかったらそれまでだけど。
ま、僕が選ばれることもあるかもしれないから、そこは覚悟しといてね、チャニョル君？？(にっこり)」
A「え、つつつつ付き合う！？！？
待ってなんでそんなことに…」
CY「いや流れ的にそうだよね。そういう感じだよね。
てかベク、最後のセリフは一体…」
BH「二人ともEXOの中では口が達者な方だし、君を退屈させはしないよ。
CY「無視かい」
それだけは保障する。ね、嫌だと思ったらすぐ言ってくれればいい。お試しって感じで、どう？？
少なくともそれくらいはチャニョルの想いに答えてあげるってのが、君の言う誠実さなんじゃない？？」
A「誠実、さ…」
チラッとチャニョル君を見る。途端、ビクッとなる彼。
あぁ。きっと傷つけてしまったんだな。
これ以上、傷つけたくないのも事実。
でもだからって付き合ったりなんかしたら、、、とも思ってしまう。
世間一般にどう思われるか…
BH「ほんと軽い気持ちでいいからさ。遊びだと思ってくれていいよ。メンバーには僕らの方から説明しておくし、僕らも関係者以外には口外しないって誓うから。
お願い、ね？？」
上目遣いでそんなこと言われたら…。
心は揺れて。
きっと、もしもなんてことは起こらないと思うけど。それで諦めがつくのなら、チャニョル君のためになるのなら。
A「…色々納得いかないこともあるけど。
少しの間だけ、お願いしようかと思います」
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作者名：ミミ | 作成日時：2014年8月9日 11時
