51. 落としたハンカチ ページ1
あのあと、実はスーパーの中にしばらく残っていた。買い物終わってなかったし。
私を探している様子のチャニョル君からなんとか逃げられたのは、本当に運が良かったと思う。
家に着いてから、一通のメールが入っていたのに気づいた。
けれど、送信者のとこにチャニョル、とだけ表示されてたから、しばらく放置しておいた。
さっきの今で何言われるかわかったもんじゃないからね(笑)
もうそろそろいいだろう、と思ってそのメールを開いたのは夜になってから。
そのメールを見て初めて、自分がハンカチを落としたことに気づいた。
あれは、ミヨンと知り合ってから初めて迎えた私の誕生日に、彼女がくれたもの。
なくしたままにならずに済んで良かった、と思う気持ちと、なんでよりにもよってチャニョル君が、という気持ちがごっちゃになる。
と、とりあえずお礼が先よね…。
メールは失礼だと思い、電話をかけることにした。なるべくなら使いたくなかったんだけど。
Prrrrrr…
ガチャ
A「あ、あの、よぼせ…」
CY “ぁぁぁあぁぁぁぁ！！！”
耳がキーーーン、となって思わずケータイを耳から遠ざける。
A「うるさいですよ！！！なんなんですかほんと…」
CY “電話がきた！電話がきたy”
DO “よぼせよ、Aさん”
CY “何すんのギョンスヤーーー！”
ぬ。どちら様や。
DO “先ほどスーパーでチャニョルといた、ディオです。よろしくね！”
A「はぁ、まあよろしくです。あの、ハン…」
DO “ちょ、チャニョ、やめ、あははははは”
CY “必殺くすぐり攻撃！ケータイを返すのだ ドギョンスよ”
SH “え、Aさん！？”
KI “なんの話…”
う、うわぁぁぁあ。なんかその他がワラワラと。
A「もう！一旦電話切りますよ！」
CY “わー待ってー！”
どどどどどど
ぱたんっ
どこかの部屋に入り込んだらしい音が聞こえる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 257人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「EXO」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りさーもん(プロフ) - あいさん» わー、たどり着いていただいてありがとうございます！笑 しばらくは更新できる予定ですので見守ってやって下さい(*^^*)← (2014年7月25日 17時) (
レス) id: f46b3d0132 (このIDを非表示/違反報告)
あい - はじめまして！たまたま見つけて読んだんです面白くて一気に読んでしまいました^^更新頑張ってください^^ (2014年7月25日 12時) (レス) id: 8fa6782f72 (このIDを非表示/違反報告)
りさーもん(プロフ) - オレンジさん» おっとこっちにもコメ^ ^嬉しいな^ ^るぅはもう、可愛いイメージしかないですね（笑） (2013年12月29日 1時) (レス) id: f46b3d0132 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ(プロフ) - ルハン可愛い〜♪ (2013年12月28日 16時) (レス) id: 05afb14e3f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミミ | 作成日時：2013年12月16日 14時
