そういうことね �狆仝吻瓩気� ページ35
冴月side
事件から三日
入院中はクラスのみんながお見舞いに来てくれた
消太さんはすぐ仕事に復帰したらしく(と言ってもボロボロで)
体育祭が近いことも教えてくれた
でも一人だけ
爆豪だけは、来てくれなかった
あ「なんか、さみしいな……」
今日は退院の日
土曜だから、学校に行かなくてよい
でも、
＿＿＿＿＿ｻﾞｰｰ…ｻﾞｰ
今日は、生憎の雨
傘ないのに…
あ「どうしよう……」
ｺﾝｺﾝｯ
あ「？どうぞ？」
だれだろ
病室のドアが開いて、そこに立っていたのは
あ「！！
爆豪……！」
爆豪「よう…」
あ「爆豪、どうしてここに…」
爆豪「この雨ん中一人で帰らせるわけにはいかねえだろが」
あ「…迎えに来てくれたの？」
爆豪「……うるせー
荷物貸せ
さっさと帰んぞ」
爆豪はそう言いながら、荷物さっと持ってくれた
病院をでて、爆豪の持ってきた傘に二人入る
爆豪「……
おい」
あ「ん？」
爆豪「……濡れんだろ
ちゃんと入れ」
そう言って、あたしの肩を自分の方に引く
肩と肩があたる
そこだけ、なぜだか熱を帯びているように熱い
あ「……」
爆豪「……」
お互い、何を話すわけでもなく
ただ
雨の音だけが耳に入る
＿＿＿＿＿＿＿＿
最寄りの駅を降り
家の近くの公園を通ったとき
何か、声が聞こえた
声と言っても、動物の鳴き声
あ「…ねえ、なんか聞こえない？」
爆豪「あ？
なんかってなんだよ」
あ「猫の、鳴き声みたいな……」
＿＿＿＿＿＿＿＿ﾐｬｰ…………ﾐｬｰ…
あ「…あ……！」
爆豪「おい！……」
あたしは、傘から出て
鳴き声のする方へ向かった
ベンチの下だった
小さなダンボールに入った小さな子猫
爆豪「……おい！
いきなり飛び出すな……って
こいつか……？」
あ「…うん」
あたしは子猫を抱きかかえて
爆豪とマンションに帰った
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紫陽花 - 瀬織 星空さん» ありがとうございます！模試と期末テストの勉強で更新できませんでした。これからバンバン更新できるように頑張ります！ (2017年7月1日 18時) (
レス) id: ac4803809f (このIDを非表示/違反報告)
瀬織 星空(プロフ) - あぁ〜!!爆豪かっこよしです!!きゅんきゅんします!!!更新ふぁいとです!!!!!! (2017年6月28日 21時) (レス) id: a9e8afc362 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花 - てくさん» ご指摘ありがとうございます！ (2017年6月24日 11時) (レス) id: ac4803809f (このIDを非表示/違反報告)
てく - 違反になりますので、オリジナルフラグを外していただけませんか？ 作品作成のルール・注意点・ガイドラインにも載っていますのでおめ通しください (2017年6月22日 20時) (レス) id: dbfc4f8321 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫陽花 | 作成日時：2017年6月22日 17時
