BEAST * My Wild Beast ～私の可愛い野獣たち～５ * (ページ3)

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203. 絵はがきページ3

カ「おっちゃん破産しちゃうよー。ま、いっか」

はっはっはっ、と陽気に笑ってる様子からして悪い人ではないらしい。最初は悪質な…と思ったけど(笑)

だいたい実際こんなにまけてもらえるとは思わなかった！

そう、私が出した条件は、1000円より下の「850円以下」

せこい？なんとでも言ってくれ。そうやって私は世渡りしてきた(笑)

カ「じゃ、いくよー。ハイ、チーズ」

カシャ

みんな「ありがとうございますー」

カ「すぐできるからねー。

あ、そうだ、本当の富士山のてっぺんはまだ先なんだよ。ここは神社があるだけで、あっちに正式な頂上があるんだ。行ってみるといい。帰ってきた時には写真できてると思うから」

YS「え、そうなの！？」

A「そうなんだよね(笑)まだちょっと歩かなきゃだけど平気？」

YS「ここまで来たら行くのも行かないのも同じだよ。だったら頂上まで行きたいじゃん♪」

A「じゃ、行きましょうか」

みんな「わーい(￣▽￣)」

で、ちゃんと頂上を満喫し。3776mの小数点以下まで確認してから、私たちはまたさっきのところに戻ってきた。

カ「はい、写真。オマケでこの写真を裏に印刷したはがきも一枚付けておいたから、ポストに入れるといい」

A「わあ！丁寧にありがとうございます！！！こんなにまけてもらったのに…」

カ「何なに、有名人が来たとあっちゃ有難いのはこっちだよ。
ね、BEASTの諸君♪」

…。

……。

みんな「えー！！！知ってたんですかー！！？」

カ「娘がファンなんだ。
もし色紙にサインでもしてくれたら、奮発して一人一枚ずつ写真あげちゃおっかなー…」

DJ「喜んで！」

全員がサインするのをニコニコして見守っているカメラマンさん。

…いい人だ(T ^ T)

カ「ありがとう…！」

みんな「こちらこそ！」

A「おかげでいい思い出ができました…！」

カ「いやいや。下りも大変だと思うが、楽しんでな」

そうして、名残惜しくもカメラマンさんと別れた私たち。
いい出会いだったな、うん。

A「あ…これ、どうします？絵？写真？はがき」

JN「…俺たちはしばらく韓国に帰るから、お前の家宛でいいだろ」

わあ…！今日一日全くと言っていいほどしゃべらなかったジュニョンがしゃべった…！！
クララが立ったレベルの感動なんですけど。

A「…じゃあそうします」

思わず周りの意見も聞かずにジュニョンの言う通りにしてしまいました(笑)