鬼殺隊の同期はいつも賑やか［鬼滅の刃］ (ページ9)

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Aside

私と炭治郎目がけて掛けてきた

『禰豆子ちゃ、……っ！？』

すると禰豆子ちゃんは私と炭治郎の目の前に立って青い人を威嚇していた

その光景に私は思わず涙を流した

それと同時に、先程ほどの炭治郎の言葉が蘇る、

［禰豆子は違うんだ！！人を喰ったりしない］

私より、炭治郎の方が苦しかっただろうに……！

他から見たら私は他人かもしれない……でも！！

私だって禰豆子ちゃんを助ける力になりたい……

私たちを守る動作青い人への威嚇

やっぱり禰豆子ちゃんは……普通の鬼とは何かが違う

禰「がっ、……っ…………」

そのまま禰豆子ちゃんは気を失って倒れてしまった

私は青い人をじっと見つめる

『あの……えっと、……し、失礼しました』

「……なぜ謝る」

……圧がすごい←

『先程……随分とご無礼なことを……』

「気にするな、別に俺はお前らに失望したわけじゃない」

……あれだけ言っといてですか……。

まじですか、嬉しいというか複雑ですけども……！！

すると青い人は竹を手にしてそれを禰豆子ちゃんの口元に添えた

『……？それは……』

「……万一、こいつが人を喰らいそうになっても抑えるためのモノ

……それと俺の名前は富岡。冨岡義勇だ。」

『あ、はい。……ありがとうござります富岡さん』

私はそのまま視線を炭治郎に移す

あんなに……ムキになってまで妹を守ろうとする炭治郎は初めて見た……

残された家族……か

『私みたいだな……』

富「？何か言ったか」

この人……耳いいのかね！？←

『い、いえ！！何も！！』

富「……お前には先に行っておくが、狭霧山の鱗滝左近次という老人を訪ねろ。
冨岡義勇に言われて来たと言え。それと、お前の恩人を生きて行かせたいのなら太陽の下に
出してはならぬぞ」

……ん？一気に言われすぎてよくわからないけど……一応

『りょ、了解しました！！』

てか狭霧山ってどこよ←

富「…………絶対、生きてろよ」

そう言うと富岡さんは私の頭に手を乗せ、ゆっくりとそれを撫で下ろす

『へぁっ！？……は、はい(？)』←

撫でられるのなんて……久しぶりだ……

ﾎﾟﾛ…ﾎﾟﾛ

『ぁ、炭治郎……？』

すると炭治郎は涙を流しながら禰豆子ちゃんの服を掴む

富「起きたか。」

富岡さんの声が山に響き渡るとそれに応じて炭治郎は禰豆子を抱き寄せる

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