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あれは一目惚れだった。
枝毛一つなく、サラサラな髪が風になびかれていたのが綺麗だったのを鮮明に覚えている。
驚くほど黒い髪で、大きな目。
口元には黒子があって、それが色気を出していた。
まさに美女って感じだった。
五月蝿い教室。でもあの子の声はよく聞こえた。
「……ねえ」
話しかけられたときにはもう、惚れていた。
「ノート」
「え？」
「数学のノート、提出だから頂戴」
「あぁ…はい」
「ありがと」
三年間の高校生活で交わした言葉は、たったそれだけだった。
卒業当日、沢山の女子グループに囲まれている私に対して、貴方は二、三人としかいなかった。
これからどうするだの写真撮ろうだの話している中で、
「…" "」
こっそりとバレないように、貴方の名前を読んだ。
その名前の音のあまりの美しさに
「え…どうしたの？」
「急に泣き出してーもしかして寂しいの？」
「あーわかる。私も式中に泣いちゃったもん」
「泣くな泣くなー」
泣いてしまった。
一つだけ伝えてないことがある。
あのときの感情は間違いなく本物だったと。
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山口なな(プロフ) - mizuki mさん» そんなことないです！はい！頑張りましょう！ (2018年9月2日 20時) (
レス) id: f939b87619 (このIDを非表示/違反報告)
mizuki m(プロフ) - 山口ななさん» いえいえいえええ！評価が1回しか付けられないのが残念です笑お互い(図々しいかな笑)更新頑張りましょ!! (2018年9月2日 9時) (レス) id: 8fa05a5006 (このIDを非表示/違反報告)
山口なな(プロフ) - mizuki mさん» 感動しますか！めっちゃ嬉しいです^^ 少しずつですが更新していきます。ありがとうございます！ (2018年9月2日 2時) (レス) id: f939b87619 (このIDを非表示/違反報告)
mizuki m(プロフ) - ジュラシックワールドから飛んできました(((めちゃ感動します...。更新頑張ってください！ (2018年9月2日 0時) (レス) id: 8fa05a5006 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山口なな | 作成日時：2018年8月16日 2時
