炭治郎の許嫁は前世の記憶を持っている！？【鬼滅の刃】2転

第82鬼 ページ44

貴方side









炭治郎「だめだ2人とも起きない...！









煉獄さ....！！」









杏寿郎に掴まれていた女の子がピンを奮ってきた









炭治郎「(何だ！？鬼に操られてるのか！？)」









女の子「邪魔しないでよ！あんたたちが来たせいで









夢を見せてもらえないじゃない！！」









必死な形相で訴える女の子









すると他の子達も起き上がって戦闘状態になる









めんどくさいなと思ってしまったのは仕方ないと思う









女の子「何してんのよ！









あんたも起きたなら加勢しなさいよ！」









そんな中男の子が1人涙を流していた









女の子「結核だか何だか知らないけど









ちゃんと働かないならあの人に言って









夢を見せてもらえないようにするからね！」









炭治郎「(まだいたのか、俺と繋がってた人だろうか









結核....病気何だ可哀想に...









許せない鬼だ、人の心につけ込んだ)」









この病気の少年にはもう害意が無い









不治の病の苦しみから逃れるためならば









人を傷つけてさえ良いと思っていたが









炭治郎の夢の中に、心の中に入ったことにより









元の優しい青年に戻っていた









炭治郎の心の中は暖かかった









空気は澄みきっていて心地よくさらに









光る小人が存在している









これは炭治郎の優しさの化身である









光る小人は青年が精神の核を探しているのを察すると









手を引いて案内した









光とぬくもりの発生元である精神の核を前にして









青年は何もできずただ泣いた









男の子「(暖かい...ずっとここに居たい...)」









しかし炭治郎は自力で目覚めたので









間もなく現実世界に引き戻される









その際に光る小人を1人青年は掴んで離さなかった









炭治郎の心の1部光の小人は青年の心に在り









暗く沈んでいた心を明るく暖かく照らしていた









炭治郎「ごめん俺は戦いに行かなきゃならないから」









敵意をむき出している子達を皆気絶させる









炭治郎「幸せな夢の中にいたいよね、わかるよ









俺も夢の中にいたかった...」









男の子「.....」









炭治郎「大丈夫ですか？」









男の子「...ありがとう気をつけて」









青年の顔は晴れていた









炭治郎「はい！」

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