炭治郎の許嫁は前世の記憶を持っている！？【鬼滅の刃】2転

第68鬼 ページ26

貴方side









善逸「え？」









鬼が出ると言われ善逸の顔が青くなる









善逸「嘘でしょ鬼が出るんですかこの汽車！！」









煉獄「出る！」キリッ









そんなキリッとした顔しても逆効果だと思う









善逸「出んのかい嫌ァーーーーーッ！！！









鬼の所に移動してるんじゃなくここに出るの









嫌ァーーーーーッ！！！俺降りる！！」









煉獄「短期間のうちにこの汽車で









四十人以上の人が行方不明となっている！









数名の剣士を送り込んだが全員消息を絶った！









だから柱である俺が来た！」









善逸「はァーーッなるほどね！！降ります！！」









それほどまでに怖いのか涙を流し始めた









貴「善逸落ち着いて！









今降りたらどっちみち助からないと思う！」









ただでさえ速度が上がってるのに









ここで降りたら鬼に喰われるよりも大変だ！！









炭治郎「そういうことじゃないと思うんだが....」









貴「え？？」









炭治郎がちょっと困った顔でこっちを見てくる









え？？なんで？？？









車掌「切符....拝見....致します.....」









するとそこへ明らかに体調が悪そうな









車掌さんがゆっくりとこちらに歩いてきた









炭治郎「？？何ですか？」









初めて列車に乗る炭治郎は何のことだか分かってない









煉獄「車掌さんが切符を確認して









切り込みを入れてくれるんだ！！」









うん、大声の説明ありがとう









パチンパチン









善逸「おりるぅぅうう！！」









切符を切る車掌さんの後ろで









まだ降りることを諦めない善逸がうめく









炭治郎「(えっ？何だろう嫌な匂いがする.......！！)」









車掌「拝見しました.......」









煉獄「！車掌さん！危険だから下がってくれ









火急のこと故帯刀は不問にして頂きたい！」









そういう『煉獄』の前には1鬼









グルルとうめきこちらを睨む鬼がいた









煉獄「その巨躯を隠していたのは血鬼術か！









気配も探りづらかった、しかし！









罪なき人に牙を剥こうものならば









この煉獄の赫き炎刀がお前を骨まで焼き尽くす！！」

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