炭治郎の許嫁は前世の記憶を持っている！？【鬼滅の刃】2転

第56鬼 ページ11

ＮＯside







無惨「お前は私が言うことを否定するのか」









下弦の肆は涙をボロボロと流しながら









ドシャ









下弦の陸と同じように喰われてしまった









下弦の参「(だめだお終いだ









思考は読まれ肯定しても否定しても殺される









戦って勝てるはずもない.....逃げるしかない！！)」









ダンッ









下弦の壱「(愚かだなぁ)」









下弦の参「(何とか逃げきれ何とか....)」









そうやって逃げたはずの上弦の参の首は









無惨「もはや十二鬼月は上弦のみで良いと思っている









下弦の鬼は解体する」









無惨の手の内にあった









下弦の壱・弐「！！」









下弦の参「！？(やられている？？？









そんな…琵琶の女の能力か？









いや琵琶の音はしなかった…！！









ぐうぅなぜだ体を再生できない！！)」









無惨「最期に何か言い残すことは？」









下弦の弐「私はまだお役に立てます！









もう少しだけご猶予を戴けるならば必ずお役に！！」









無惨「具体的にどれ程の猶予を？









今のお前の力でどれ程のことができる？」









下弦の弐「血を…！貴方様の血を分けて戴ければ









私は必ず''血に順応"してみせます！」









ブン









無惨が握っていた下弦の参の首を放り投げた









ゴトン、ゴロゴロ









無惨「なぜ私がお前の指図で血を与えねばならんのだ









甚だ図々しい身の程を弁えろ」









下弦の弐「……！違います！違います！！私は」









無惨「黙れ何も違わない私は何も間違えない









全ての決定権は私に有り私の言うことは絶対である









私が"正しい"と言ったことが"正しい"のだ









お前は私に指図した死に値する」








￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣








無惨「最期に言い残すことは？」









下弦の参「(こいつも殺される









この方の気分次第で全て決まる俺ももう死ぬ)」ドロ









下弦の壱「そうですね」ほう…









うっとりした表情で答える









下弦の壱「私は夢見心地で御座います









貴方様直々に手を下して戴けること









他の鬼達の断末魔を聞けて楽しかった









私を最後まで残してくださりありがとうございます」









ドギュ









無惨の爪が首に刺さる









下弦の壱「ガァア"ッアア"」

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