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あまりの甘さに耐えられなくなって
A「っあらん!こ、こーゆのはね、
亜嵐の、その、好きな人とかとするもんだよ?」
そうだよ、私は亜嵐が好きでも
亜嵐は私のことなんかただの幼馴染みとしか思ってないんだから
幼馴染みでもさすがに好きじゃないのにやりすぎだよ。
そう自分で言って思うとなんだか少しだけ悲しくなったきがした
亜嵐「ねぇここまでしてるのにまだ俺の気持ち伝わってない?」
A「え、どういうk…!」
顔をあげて聞き返す前に塞がれた唇。
え、亜嵐に、亜嵐に、キ、キスされた!?
そう気づくのは、唇が離れてからだった。
A「んっ、あらん!?、」
亜嵐「俺は好きなやつ以外にやんないから、
壁ドンしないから、キスだって。」
それって。。
亜嵐「俺はずっと好きだよ、Aのこと。」
そう言われるとなんだか胸が軽くなった気がした
今までの辛いこととか全部吹っ飛んでいった気がした
亜嵐はホントにモテるから
一緒にいるといろんなこと言われる時期もあった
でもそんなの全部スッキリなくなった
…亜嵐も、亜嵐も、私のこと好きだったんだ。。
そう思うと嬉しくて、絶対結ばれないって思ってたから
A「あ、あらんっ、わ、わたしもっすきだよっ。」
頬に暖かい涙が、次々と流れてきた
亜嵐「ちょ、泣くなって!笑
いやでも俺も嬉しい、だってぜってぇ俺のこと好きだと思ってなかったし笑」
亜嵐も思ってたんだね、おなじ気持ちだったんだ。
私が必死に涙を拭っている手を亜嵐が掴んで
亜嵐「好きだよ、A。」
A「私も好きだよ、」
そう言い合うとどちらからともなく重なった唇
離れたら私達は笑いあった
何十年も叶わなかった二人の恋は
同時に叶った。
身長差 with. Mandy→←幼馴染み with. Alan
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作者名:佐野美波 | 作成日時:2017年9月30日 20時