ほくちゃんの肺炎* ページ40
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「ゴホッゴホッゴホッ…ン"ン"…」
苦しそうに咳をしている人の名は松村北斗。
最近、体の倦怠感と咳が酷くて仕方がないらしい。
本人曰く、疲れからきているとの事。
疲れから来ているとしても、流石に周りの人に心配をかけたくない&仕事に支障が出てはいけないからいつも通り仕事を進める。
そのため、今のところはバレていないので安心だ。
しかし、隠し事はいつまでもは続かない。
北「ゴホッゴホッ……ゴホッゴホッゴホッ!!」
A「ほくちゃん……?だいじょーぶ?」
1番バレたくない人にバレてしまった。
北「うん、大丈夫」
A「せんせーよぶぅ?」
ここで先生を呼ばれると北斗の努力が水の泡になってしまう。
北「呼ばなくていいよ?ほくちゃん元気だから!」
A「わかった!」
北「ほら、もうすぐお昼ご飯でしょ?お部屋戻ってな?」
A「はぁい!」
とAは小走りで部屋へ向かい始めた。
北「こら!走らない!」
とりあえずは、Aに言わないでいいと口止めしておいたから、このままバレずに済むだろうと思っていた。
だが、
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・
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現在の時刻は16:30。
今日北斗は日勤のため、帰る時間だ。
北「あ、時間だから先あがるわ」
慎「はーい、お疲れ〜」
北「お疲れ様〜」
一緒に資料整理していた慎太郎に挨拶をして帰ろうとした時、
優「あ、今日もう北斗上がり?」
北「お疲れ様です!はい、今日は上がりです」
優「この後時間ある?」
北「ありますけど……?」
優「じゃあちょっとついてきて?」
北斗は頭に?を浮かべながら先を行く高地先生について行く。
着いたのは処置室。
表情には出ていないが、俺何かやらかした?と内心焦っている北斗。
優「単刀直入で聞くけど、北斗咳してるでしょ?」
北「ぇ……」
なんで高地先生が知ってるの?とまたもや内心焦る北斗。
優「なんで知ってんのって思ったでしょ?Aが心配そうに俺にほくちゃんが苦しそうって言ってきたの」
北「そ、うなんですね、」
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ゆー - ほっくんが病院の中庭に行った時に、禁煙なのにたばこを吸っている人を見かけて注意しようと近づいたら煙を吸って喘息引き起こすのが見たいです。なんとか医局に戻って先生たちに処置してもらいたいです。女の子たちは一時退院で、病院にいないという設定が見たいです (2月9日 19時) (レス) id: bba3e52e4f (このIDを非表示/違反報告)
瞳(プロフ) - 通知機能が調子悪くて全然通知がないから、暇さえあれば見に来てます!笑 (2月7日 21時) (レス) id: f18ac5488a (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 瞳さん» わぁ、、!ありがとうございます🙇♀️これからもよろしくお願いします! (2月7日 21時) (レス) id: 932ecc901f (このIDを非表示/違反報告)
瞳(プロフ) - 移行おめでとうございます。あやさんの小説いつも楽しみにしてます♡ (2月7日 14時) (レス) id: f18ac5488a (このIDを非表示/違反報告)
かおり - リメイクありがとうございました!リクエストしておきながら(笑)皆んなに怒られまくるほくちゃんが不憫でしたがとても可愛かったです!またリクエストしてしまっていますが、よろしくお願いしますm(_ _)m (1月15日 21時) (レス) id: 4cc420ae52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あや | 作成日時:2023年7月29日 21時