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ジェ「ほら北斗頑張ろうよ」
慎「じゃあもう消毒しないのね?後からその傷口が膿んで痛くなっても知らないからね?」
北「……嫌だ」
慎「じゃあ早くジェシーの方向いて」
北「……」
慎「もうジェシーそっち向かせて」
ジェ「はーい、」
北「あっ、ちょっ、」
慎太郎もこの後しなきゃいけない事があり少しイライラしている。
北「いっ……たぁ、」
慎「消毒終了。ガーゼつけるよ」
慎太郎はテキパキとガーゼを貼り、北斗に“頑張ったね”と言い残し、次の仕事のために急いで部屋を出ていった。
ジェ「俺も行くね〜安静にね!!」
北「はぁい、」
ーその日の夜ー
子供たちが寝静まった頃…
樹「今の所みんな変わりない?」
ジェ「はい、特には急変した子は居ないです。」
優「北斗も大丈夫だった?」
慎「北斗も特に変わりはないです。」
優「そっか、良かった」
慎「あの、北斗の事なんですけど、」
優「どうした?」
慎「北斗が安静にしてくれなくて、今日2回散歩から帰ってくるのを見て注意したんですよ、」
優「…そうなるだろうなとは思ってたけど、ね、樹」
樹「あの働き者の北斗だしな」
優「まぁ、何回言っても守ってくれないんだったら俺らに言って?俺らから北斗に言うから」
慎「分かりました!ありがとうございます」
ー数日後ー
大「もう何回言ったら分かるわけ?」
北「……ほんとにちょっとだけだから、」
大「ダメだって言ってるでしょ?」
北「いや、でももう元気だし…」
?「そこで大我困らせてんの誰?」
北「ぁ……」
優「なんで部屋の外に居るの?安静にって言ってるはずだけど?なんで言うこと聞けないの」
北「……」
優「体動かしたいのは分かるけどこの前脳震盪起こしてんだよ?今ちゃんと安静にしとかないと大変なことになるかもしれないし」
北「…だって、」
優「だってじゃない。この前言ったよね?もう少し自分の体大事にしてって。」
北「……」
優「そんなに自分の体大事にできないならもう俺たち北斗のこと知らないから」
北「嫌っ、嫌ですっ、」
優「嫌なら早くベッドに戻る!」
北「はいっ…」
優「後、大我たちを困らせるのはやめなさい」
北「……はい」
少ししゅんとしながら部屋の中に入っていった北斗。
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ゆー - ほっくんが病院の中庭に行った時に、禁煙なのにたばこを吸っている人を見かけて注意しようと近づいたら煙を吸って喘息引き起こすのが見たいです。なんとか医局に戻って先生たちに処置してもらいたいです。女の子たちは一時退院で、病院にいないという設定が見たいです (2月9日 19時) (レス) id: bba3e52e4f (このIDを非表示/違反報告)
瞳(プロフ) - 通知機能が調子悪くて全然通知がないから、暇さえあれば見に来てます!笑 (2月7日 21時) (レス) id: f18ac5488a (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 瞳さん» わぁ、、!ありがとうございます🙇♀️これからもよろしくお願いします! (2月7日 21時) (レス) id: 932ecc901f (このIDを非表示/違反報告)
瞳(プロフ) - 移行おめでとうございます。あやさんの小説いつも楽しみにしてます♡ (2月7日 14時) (レス) id: f18ac5488a (このIDを非表示/違反報告)
かおり - リメイクありがとうございました!リクエストしておきながら(笑)皆んなに怒られまくるほくちゃんが不憫でしたがとても可愛かったです!またリクエストしてしまっていますが、よろしくお願いしますm(_ _)m (1月15日 21時) (レス) id: 4cc420ae52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あや | 作成日時:2023年7月29日 21時