原石病院の毎日

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樹「だからもう勝手に外に出ないで。わかった？」





A「はいっ」





優「今回は何も無かったからいいけど、外って車がたくさん走ってるし、悪い人がいるかもしれないんだから危険なんだからね？もうやめてよ？」





A「はいっ(泣)」




優「あ、ちゃんと慎太郎とかジェシーとかに謝っときなよ？一緒に探してくれてたんだから。」




A「はぁい…(泣)」










樹「よし、A、どうせお昼寝してないから眠いだろ？？お昼寝の時間終わってるけど、この後検査もないしちょっとお昼寝してきな？？」





「A、行こっか？」




A「……」




「…A？」




Aがその場から動こうとしない。




もう限界が来てるのかと思ったがそうじゃないみたい。






樹「あれ、行かないの？」




優「どした？A？」




A「…いゃ…がいぃ…」




「A、大きな声で言わないと先生たちの頭に？が浮かんでるよ」




まぁ、俺も聞き取れてないけどね笑





優「ごめん、もう1回言って？？」




「…ほかの先生やだっ」




樹/優「「あぁ〜笑」」




Aは先程先生に言われたことをずっと気にしていたらしい。




優「これからは自分の体大切にして先生とのお約束守れるんでしょ？」




A「まもれるっ！」




優「なら、Aの先生してあげようかな〜、ね、樹」




樹「おう、Aその言葉信じてっからね？」





A「うん！」




「良かったね」




A「んふふ♪」




「ほら眠たいでしょ？お昼寝行こ？」




A「うん！」




この後、お昼寝から起きて部屋に訪ねてくる看護師にきちんと謝れたAでした。

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