原石病院の毎日

▽ ページ25

？「ちょっと！今北斗は高地先生と樹先生とお話してるんだから入らない！」





？「やぁだ！ほくちゃんとお話するの！」





？「後で！」





部屋の中の3人は誰と誰が戦っているのかすぐにわかった。





？「ほらお部屋戻るよ……ってあ！こら！」





ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗッ





勢いよく開いたドアに3人の視線が集まる。





A「ほくちゃん！！」





優「もお、A？大我の言う事聞かなきゃダメでしょ？」





A「だってぇほくちゃんとお話したかったんだもん…」





大「もぉ早くこっちおいで」





A「ほくちゃんと一緒にいる！！」
　




樹「あ、じゃあ今から北斗頑張らないといけないから応援しててよ」





北「え、」





樹先生の一言に北斗の動きが止まる。





A「する〜！！」




大「え、でも邪魔にならないですか？？」





優「居てくれた方がいいかもね笑」





北斗の部屋に滞在することになったA。




そのおかげで嫌と言えなくなった北斗。





A「ほくちゃんがんばってねぇ！」





北「……」





優「頑張ってね〜笑」





そしてついに高地先生のやるよという一言で1本目の注射が刺された。





北斗はAがいるため、騒ぐことも暴れることも出来ずに、目に涙をためてじっと我慢している。





そして2本目も刺された。





北斗の目に溜まっていた涙がこぼれ落ちた時、Aに見られないよう樹先生が隠す。





優「はい、終わり。お疲れ様」





樹「A？この後北斗すぐねんねするからお部屋戻って？」





大「A、北斗にばいばいしな？」





A「ほくちゃんばいばい！」





北「ばいばい」





Aが戻り、部屋が静かになった。





樹「北斗、頑張れたじゃん笑」





北「ｺｸｯ」





優「北斗はやれば出来るもんね！」




北「仕事っ…て、？」




やはり仕事のことが気になる北斗。




優「まぁ、2、3日安静にしてたら戻れると思うよ？」




樹「それまでは仕事のことなんか考えずにゆっくり身体を休めてよ？」




北「はい！」




その後順調に回復し、北斗は大好きな仕事に戻ることが出来た。


fin
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かおりさん素敵なリクエストありがとうございました！


思っていた内容ではなかったり、変えて欲しいところがあれば気軽に仰ってください！

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