▽ ページ21
しかし、まだ今日しなくてはいけない仕事が山のようにあるため、体にムチを打ちながら頑張る。
慎「あっ!北斗!!ちょっと山田さんのことで相談があるんだけど!」
「わかった、すぐ行く」
・
・
・
・
「あれ…この資料何処に置いたっけ??あ、むこうか…」
と資料を取りに行こうとした瞬間…
「ゴホッゴホッゴホッ…ゴホッ……ヒュー…ヒュー」
ジェ「北斗っ!?」
優「ちょっ!北斗!!」
「……ヒュー…ケホッケホッ…んんっ…はぁ、」
優「ジェシ、吸入持ってきて」
ジェ「はい!」
早くベッドに連れて行ってあげたいが、さすがに吸入を後回しにする訳にはいかない。
ジェ「持ってきました!」
優「ありがとう。北斗〜?とりあえず吸入するよ〜」
「…んっ、はぁはぁ…ッケホッケホッ」
優「あと少し頑張って」
優「ジェシ、どこの部屋が空いてるか見てくれない??さすがに今日は帰らせれないかも、」
ジェ「見てきます。」
優「よろしく」
「はぁ……はぁ…んっ」
優「北斗〜、ちょっと落ち着いた?」
「コクッ…ごめ、なさいっ、もう大丈夫です……」
優「良かった、」
「ぁ…仕事…戻ります」
優「何言ってんの??北斗喘息出てるんだよ?」
「でもっ……まだ残ってる…」
優「いや、させないからね?」
「……」
北斗は人一倍責任感が強い。
だから、与えられた仕事は絶対に終わらせないと気が済まない。
優「とりあえず、今ジェシにどこの部屋が空いてるかみてもらってるから、今日はそこで寝てて?いい?」
「…はい」
ジェ「先生!Aの部屋の隣空いてます!」
優「Aの隣ね!了解、ありがとう」
ジェ「はいっ!」
優「北斗?とりあえず、部屋行こっか?」
「んっ…」
久しぶりに喘息が出て疲れ切っているため、北斗の足がふらついている。
優「ジェシ、ちょっと北斗に肩貸してあげて」
ジェ「はい」
・
・
・
・
優「とりあえず、左に喘息の点滴しようか、」
「っ…いやっ」
優「でも、この点滴しないとすぐ再発するかもよ?」
「大丈夫ですっ…」
優「大丈夫じゃないでしょ?」
しんどいはずなのに、きちんと拒否する北斗。
優「ほら手出して」
「いやっ…!」
。
291人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆー - ほっくんが病院の中庭に行った時に、禁煙なのにたばこを吸っている人を見かけて注意しようと近づいたら煙を吸って喘息引き起こすのが見たいです。なんとか医局に戻って先生たちに処置してもらいたいです。女の子たちは一時退院で、病院にいないという設定が見たいです (2月9日 19時) (レス) id: bba3e52e4f (このIDを非表示/違反報告)
瞳(プロフ) - 通知機能が調子悪くて全然通知がないから、暇さえあれば見に来てます!笑 (2月7日 21時) (レス) id: f18ac5488a (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 瞳さん» わぁ、、!ありがとうございます🙇♀️これからもよろしくお願いします! (2月7日 21時) (レス) id: 932ecc901f (このIDを非表示/違反報告)
瞳(プロフ) - 移行おめでとうございます。あやさんの小説いつも楽しみにしてます♡ (2月7日 14時) (レス) id: f18ac5488a (このIDを非表示/違反報告)
かおり - リメイクありがとうございました!リクエストしておきながら(笑)皆んなに怒られまくるほくちゃんが不憫でしたがとても可愛かったです!またリクエストしてしまっていますが、よろしくお願いしますm(_ _)m (1月15日 21時) (レス) id: 4cc420ae52 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あや | 作成日時:2023年7月29日 21時