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僕は今回の仕事の依頼主……先生と僕と兄弟のように育ったお兄さん的存在の所へやって来た
「ただいま先生……弔……」
「お帰りなさい 霊」
そう言って最初に出てきたのは黒霧だった
黒さんか………黒さん………
せっかくやって来たのに弔は出てこないのか……………
「黒さん、僕にジュースちょうだい」
「ハイハイ、何がいいんですか？」
「スムージー………」
そう言うと黒さんはバーに向かった
そうだ…弔の所に行かないと
あ、向こうに座ってる
「弔〜」
「お帰り、霊もうすぐ先生がパソコンで通話する」
え、先生が？久しぶりだな………通話するの
僕は椅子の上に座ってパソコンを除き混んだ
「やぁ、霊……弔……元気にしてるかい？」
「あぁ」 「うん！」
僕らが同時に返事すると嬉しそうに笑う先生
今日はなんのために呼んでるのかな？
すると先生は弔の方を指差した
「霊、今度は弔の依頼を受けてくれないか？」
「弔の……？別にいいけど………どんな依頼？」
僕は初めまして弔からの依頼を受けるから凄く嬉しかった
弔、どんな依頼？
「雄英高校の新設クラスに入学してこい」
「新設……クラス？」
そこから弔の依頼の話が長いからかいつまんで話すと近年新たに設立されたヒーロー科の特別クラスだ。
ヒーロー科で普通のクラスと変わらない人数で、
なおかつ力の強い子たちが集まる特別なクラス
である。
そこはたとえ無個性でも自分を守れて人を助ける事の出来る者達の集まるクラス。
そのクラスが、いつか脅威になるかもしれない
そういうことにならないように僕が内側からおさえろ………そういう話らしい
僕はさっき話している途中に出された緑のスムージーをチューチュー吸いながら言った
「わかった弔の依頼……三年間かけて抑えてくる せっかくの潜入の依頼だから女の子として行く…それでいい？弔」
「さすが、弟そういうところは気がきくな」
「当然……僕は弔に昔から忠誠を誓っているようなもんだし」
そう昔、弔に僕を見つけてもらってから僕は弔と一緒に先生の弟子として育てられた
本当は僕が先生の能力を引き受けるはずだった
だけど、僕は弔をもともと支えると決めていたからやめた
だからヒーローやヒーロー志望が邪魔をするなら
僕は止めて見せる
この私の目的をヒーローなんかに邪魔させない
だから僕は弔の言うことを聞くんだ
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