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ダーマ side

あぁぁードキドキするぅ〜

横にモトキ先生いるってどうんな状況だ…?

モ「ダーマくんの部屋ってここ?」

ダ「あ、はい。あ、開けますね。」

俺は鍵を開けて自分の部屋へ入る。

モ「お邪魔しまーす。」

先生も靴を揃えて入る。

ダ「狭い部屋ですけど。」

モ「結構綺麗だね。いつもご飯何食べてる?」

ダ「カップラーメンとか冷食とかですかね。」

モ「ええ!?この成長期に!?駄目だよ!ちょっと冷蔵庫見ていい?」

ダ「ええ!?いいですけど…」

先生は俺の家の冷蔵庫を見る。

モ「えっ、冷蔵庫飲み物ばっかりじゃん!

しかも戸棚の中インスタントばっかり入ってんじゃんw

ちょっと買い出し行こうよ。」

ダ「いや、バイト給料日前だし節約しないと…」

モ「いいよ。俺が出すから!とりあえず行こう!」

先生と俺は家を飛び出し、最寄のスーパーに向かった。

ー30分後

ダ「モトキ先生?そんなに買って大丈夫ですか??」

モ「大丈夫大丈夫。このくらいあれば一ヶ月は持つから。

ちょっと台所借りるね。」

ダ「あ、はい。」

モトキ先生は俺ん家の台所を借りて料理をしている。

ダ「先生、これは何ですか?」

見たことのない料理が並んでいた。

モ「これ、ふきのとうの佃煮。俺の大好物だよ。

あとこれはほうれん草のお浸しで、これはごぼうサラダだよ。

作り置きしておくから食べなよ?」

ダ「あっ、はい。」

他にも先生はいろんな料理を作っていた。

家中とてもいい匂いがしていた。

ふと昔のことを思い出していた。

今はいない母さんの笑顔、

日本語が今よりもおかしかったマサイ。

ガキ大将だったけどとても優しかったシルク先輩とお兄さん。

そして、よく遊んでいた昔のモトキ先生。



今も覚えてんのかな。


ちょっと恥ずかしい思い出でもあるけど。









今よりずっと素直だったな。俺は。

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スズチ - 頑張ってください!応援しています! (2020年12月30日 22時) (レス) id: 03ced5cabc (このIDを非表示/違反報告)
腐女子のるり - カイさん» はい!お預けするぶん、パワーアップして戻ってきますので、その時は是非見て頂けると嬉しいです!精一杯頑張って帰ってきます! (2020年4月1日 14時) (レス) id: 66ffc777c7 (このIDを非表示/違反報告)
カイ - この神作品と、神様をお預け…頑張ってください! (2020年3月24日 6時) (レス) id: 7192b6431b (このIDを非表示/違反報告)
腐女子のるり(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます!必ずグレードアップして帰ってきますので、待っていただけると嬉しいです! (2020年3月15日 22時) (レス) id: 2e349764f9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 腐女子のるりさんの作品読ましていただきました すごくいい作品で来年が楽しみです (2020年3月15日 14時) (レス) id: 9ff1e4e407 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:腐女子のるり | 作成日時:2020年1月24日 19時

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