私と神覚者様と �� ページ32
･
『それはそうと、何故グランツ様は私に話しかけに来られたのですか？』
「ん？俺様が話したかった
ただそれだけだ」
『………私あまりグランツ様と接点ありませんでしたよね？』
「いや、そうでもないぞ？
レイン・エイムズからよく話は聞いている」
『え。あのエイムズくんが…！？』
「彼はかなり君のことを気に入っているみたいだぞ」
確かに1年生から一緒にいるけども！！！
突き放さないのが不思議だとか思ってたけど！！！
エイムズくんがこんな平凡のような人を気に入るのか……？
況してや私は魔力を暴走させた、魔法界での劣等種
自分の体調も、魔力調整も、真面に出来ないような私は
『………気に入られてはいないと思いますよ』
「ほう、君は本当に自分に対して過小評価するんだな？
二本線な上に良い魔力量じゃないか。神覚者に選ばれてもおかしくないと思うが…？」
『……私には、そんな肩書き重すぎます…
私は神覚者になれずとも、これからもエイムズくんを守り続ける。それだけは変わりません』
1年生の頃に死にかけた私を救ってくれたのはエイムズくんだ
私はそんな彼を、少しでも支えたいと思っている
もちろん物理的にも精神的にも
まぁ、うさぎさんたちがいれば精神は安定すると思ってますけど…
「神覚者になってもレイン・エイムズを守れる。神覚者になろうと思わなかったのか」
『先程仰った通り、私には"神覚者"等という肩書きには相応しくありません
私は"α"ではなく"β"で良いんです』
「……！
お前、それだと…っ！」
「あっ、A・ティアー様ここにいらっしゃったのですね！」
グランツ様が何か言いかけたその時、検査の方が私の名を呼んだ
どうやら検査の準備が整ったらしく、私の捜索していたらしい
私はグランツ様に頭を深く下げ挨拶をし、立ち去ろうと歩き出すとグランツ様に左手を掴まれた
『な、なんですか…！』
「お前、絶対他人の前で"自分はβ"等と言うなよ？
特にレインの前では言うな、絶対に」
『…？
は、はい……』
それでは、と挨拶をし検査官の人についていきグランツ様と別れた
│
「──…はは、あそこまで過小評価してるとは、レイン・エイムズも苦労するな…
ティアー、か」
1人静かになった道端でぽつんと呟いたグランツであった
─────
ライオさん、兄様のことなんて呼んでるか分からず書いてしまいました。←
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旅人+α(プロフ) - コーンクリームコロッケさん» かなり見切り発車でしたので不安でしたが…そんな神作品だなんて勿体ないお言葉です…！！ありがとうございます！！🥰 (3月9日 19時) (
レス) id: 1a267f6a54 (このIDを非表示/違反報告)
旅人+α(プロフ) - 柏餅さん» カッコよく書けてるか不安でしたが、そう見えて何よりです〜！！！ (3月9日 19時) (レス) id: 1a267f6a54 (このIDを非表示/違反報告)
コーンクリームコロッケ(プロフ) - ほわああああああああああああああああああああ!!!!!!最高だああああ!!!!!!なんでこんな神作品思いついたんですかね〜？脳みそ発展しすぎてませんか(めちゃめちゃいい意味で) (2月24日 10時) (レス) @page35 id: 45395c9c17 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅(プロフ) - レインさんかっこよすぎなのと早く夢主さんと付き合ってほしい！ (2月23日 1時) (レス) @page42 id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
旅人+α(プロフ) - テトさん» 行動で示すレイン、言葉で示しつつも行動に移す夢主…という形でこれからもお互いにドキドキして欲しいですね…！！是非これからも2人の様子を見守ってあげてください (2月18日 21時) (レス) id: 1a267f6a54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：旅人+α | 作成日時：2024年1月27日 14時
