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北人 side
ケイト『ごめんなさい、プリンセスじゃないわね。
今日のあなたは、クイーンよ』
『ふふ、ありがと』
まさにその通りだ。
Aさんはよく姫って呼ばれてるけど、今日のAさんは女王様。
洗練された、女性の美しさが際立つ。
髪はサイドに緩く編み込んで纏められていて、その編み込みの中には本物のパールとゴールドの花飾りが散りばめられていた。
清「作ったはいいけど、こんな髪飾り使いこなせる女優もモデルもいなくて困ってたのよ。うん、ジュエリーに呑まれてない…ステキ」
「…私今、全身総額いくらなんだろうね。怖くなってきた」
ATSUSHI「それ多分聞かない方がいいよA。俺もさっき俺の全身聞いて驚いたからさ、Aは多分…てか確実に俺以上だから」
「…うん、やめとく」
苦笑いするAさんに、清さんが近づいて。
清「ほら、仕上げよ。口、ん〜ってしてごらん?」
「ん〜」
なんだこの可愛い生き物。
真っ赤なグロス。
白い肌、黒いドレスによく映えるその色は、あまりにも妖艶に見える。
北人「…綺麗、です」
ぽろっと口から出た言葉は、あまりにチープなその一言だけ。
「ふふ、ありがと」
嬉しいわ、と微笑んだAさん。
ドアがノックされて健太さんが部屋に入ってくる。
健太「うわ、気合入ってますね?あ、受付から『標的が出発!』って連絡が来たんすけど、なんのことかわかります?」
「了解。よし、いざ出陣じゃ!」
ATSUSHI「参りましょう、クイーン?」
差し出されたATSUSHIさんの腕に、Aさんが腕を絡める。
さすがアメリカ育ち、エスコートされ慣れてる。
ケイト『それからコレ。きっとあなたの武器になる』
ケイトさんがATSUSHIさんに何かを手渡して、それは黒い封筒で、ゴールドの文字でInvitationと書かれていた。
招待状?
ATSUSHI『ありがとう、ケイトは俺たちと行かないの?』
ケイト『私は先に会場に。特等席で楽しくあなたたちを見てるわ』
【作者より】
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water(プロフ) - 最近このお話を見つけて2日で読み切っちゃいました!wめちゃめちゃ好きなタイプのお話なのでリピートさせてもらいます‼️続きを楽しみにしてます(*´˘`*)♡ (2023年1月13日 16時) (レス) id: 649b8529b5 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ゆりえさん» コメントありがとうございます🙇♀️そういうコメント嬉しすぎてニヤニヤしちゃいました🤭このストーリー好きとか、リクエストあったら遠慮なくどうぞ🫡✨ (2023年1月9日 17時) (レス) @page48 id: ec092ecf0a (このIDを非表示/違反報告)
ゆりえ(プロフ) - こんばんは!更新めちゃくちゃ楽しみに待ってましたーーー!!!このお話し大好き過ぎるので、よく1から読み返していたので続きが気になりすぎていました✨また更新楽しみにしていますね☺️ (2023年1月6日 1時) (レス) id: 4382da2c62 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - anさん» とっても嬉しいコメントありがとうございます^_^!更新頑張りますので、気長にお待ちください(^^) (2022年12月23日 2時) (レス) id: ec092ecf0a (このIDを非表示/違反報告)
an(プロフ) - めーちゃくちゃ更新楽しみに待ってました⸜(๑⃙⃘'ω'๑⃙⃘)⸝更新ありがとうございます!続きも楽しみに待ってます! (2022年12月21日 14時) (レス) id: 0a24ea1d34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひな | 作成日時:2022年1月31日 14時