クリスマスの奇跡 ページ31
1周ぐるっと回ってまた大きなツリーの場所に戻ってきた。一緒に立ち止まるとジョンハンくんが口を開いた。
JH『このツリーの秘密知ってる？』
｢星が違う色に光ったら願いが叶うってやつ？｣
JH『そうそう、でも本当に珍しいらしいから滅多に見れないんだってね』
彼が目を細めて微笑みながらツリーを見上げているその顔をしばらく見つめ、決意を固めた。
｢ねえ、ジョンハンくん、話したいことがあるんだけど…｣
JH『んー？』
｢私、全部思い出したの、ジョンハンくんのこと小さい頃から知ってたことも、ずっとそばにいてくれたことも。すっかり忘れちゃっててごめんなさい…｣
JH『…え？』
ジョンハンくんはとても驚いた表情で私をじっと見つめる。
｢その…私、ジョンハンくんのことが｣
そこまで言いかけると、腰に腕を回されぐっと身体を引き寄せられた。さっきまで寒かった身体は今はジョンハンくんの体温に包まれている。
JH『A…続き聞かせて』
至近距離で見つめられてどうしようもなく恥ずかしかったけれど、私はジョンハンくんの目を見つめ返しながら、ゆっくりと言った。
｢ジョンハンくんのことが…好き。｣
すると私を抱き締めている彼の腕の力が強くなったのが分かった。
JH『俺も…Aのことが好き。ずっと待ってた。』
そして、その言葉に返そうと思った瞬間に、唇に暖かい感触を感じた。
｢っ…！｣
JH『これからは俺の彼女だから。いくらでもしていいんでしょ？』
そう悪戯っぽく笑うジョンハンくんに、恥ずかしさと、幸せな気持ちで胸がいっぱいになった。
そんな私たちの後ろでツリーの星が一瞬違う色に光ったような気がした。
＊end＊
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ここまで｢お前のものも、俺のものでしょ？｣を読んでいただき、本当に本当にありがとうございました！亀更新にも関わらず初めて書いた作品でこんなにたくさんの方にこの作品を愛してもらい、本当に嬉しかったです(；＿；)
そして、ドギョム君の新作を書いたので、良ければまた読んでいただけると嬉しいです！
↓
【アイドルじゃない僕を見て。】
終わり
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うり(プロフ) - srさん» わああコメントありがとうございます！初めて感想を貰ったのでとても嬉しいです(＞＜)本日更新予定なので楽しみにしていただけたら嬉しいです^^* (2020年12月25日 14時) (
レス) id: c01123f692 (このIDを非表示/違反報告)
sr - わー続き凄く楽しみですウウウウウウウウウウウウ！最高過ぎてヤバイですね！ (2020年12月25日 6時) (レス) id: 53a26bd6a3 (このIDを非表示/違反報告)
うり(プロフ) - さくぱんさん» ドギョムがオッパですね！コメントありがとうございます、ぜひぜひ楽しみにして頂けたら嬉しいです^ ^参考にしますね！ (2020年12月21日 2時) (レス) id: c01123f692 (このIDを非表示/違反報告)
うり(プロフ) - Yoonさん» オッパ設定ですね、コメントありがとうございます、ぜひ参考にさせていただきます^ ^ (2020年12月21日 2時) (レス) id: c01123f692 (このIDを非表示/違反報告)
うり(プロフ) - ハルさん» ヌナですね！！コメントありがとうございます^ ^参考にします！ (2020年12月21日 2時) (レス) id: c01123f692 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うり | 作成日時：2020年11月14日 21時
