さん ページ5
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…噂っつーのは俺たちは実際に見たことがないから、基本それが出る時俺たちはAの後ろに立ってるしな
「もっ、申し訳ありません…っ！」
｢そうだ、貴方達にひとつ言っておきたい事があるのだけれど………
…ライナー・ブラウンの冷遇について、私は不問とした覚えはないわよ？」
声のトーンが下がった、俺からじゃ顔は見えないが上官の怯えから見て相当恐ろしい顔をしているんだろう、と俺はため息を着く。
しかしAは言い足りないのか、先程の会議で何かあったのか、高ぶった様子で口を回す
｢【鎧】の剥奪など言語道断、私に無断でことを進めようとしたこと、貴方達の処分…。白紙にした記憶はないわね…。
戦闘に立ちもしない温室育ちが粋がるんじゃない、なんなら今ここでアンタを見せしめにしても」
「よせA」
「ヒィ…っ」
「…ふー………ごめんポルコ、頭に血が上ってた」
がし、と頭を掴んでやればAは目を見開いて俺を見つめ、息を整えてから髪の毛を整えだした。
俺たちがこうすりゃ大体こいつの昂りは収まる、そこはまだいいがドベ本人がいる時にこんなことやられたらたまったもんじゃねぇなと俺は上官をみて思う
「…行こっか、ポルコ」
「…あぁ。」
「…さっきの会議が胸糞悪くてね」
ポルコとかドベちゃんとかの話出されてたからついカッとなっちゃった。なんて言いながらAは髪の毛をクルクルと指にまきつけて遊びだした
年相応と言うにはこいつは歳をとりすぎていると思う、というかこんなにガキっぽいのが総司令官でいいんだか
「あ、いま何か失礼なこと考えたね？」
「いーや？今日の昼飯もうまいんだろうなってよ」
「もっちろん！最高のお店よ！」
Aは先程の冷たい雰囲気をどこかにやってしまったように笑って俺の手を引いた。
その手は小さくて、でも拳銃を引きなれたタコも残っていて、…俺はなんとも言えない気持ちになる。
小さい頃から一緒だったから、ずっとこいつが心配だった。
何時でも俺たちの前をいって、突っ走るこの女が。
「ポルコ？」
「…あぁ悪い、ぼーっとしてた」
「…そう？」
美味しいよこれ、とAにフォークを向けられ、大人しく口を開くと口の中にAおすすめの料理が乗る
たしかにAのおすすめなだけあって美味い
「ライナーはまだ起きないの？」
「あぁ、でもそろそろ起きるだろ」
つーか起きねぇと俺たちが困る。と言えばAは呆れたように笑って再度俺の口に料理を詰め込んだ
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Strawberry(プロフ) - ポルコ推しの方にそう言っていただけると安心です…！一応原作沿いになってしまいますが最後の最後までポルコは全開で行きますのでこれからもよろしくお願いします!! (2022年1月31日 22時) (
レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
紅月夜。(プロフ) - もうすっごく面白いです、！ポルコ推しなので出てくるたびにニコニコしてます。主ちゃん、ライナーと結ばれるのかなあ、ポルコは死んじゃうのかなあと色々考えながら読んでます笑、続きが楽しみです！！ (2022年1月31日 18時) (レス) @page42 id: bd5a9d7211 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Strawberry | 作成日時：2022年1月14日 17時
