スクールカースト ページ35
マーレ学園は捏造です
Aちゃんがスクカのヒストリアみたい
相変わらずポルコ達には優しい
.
「A」
「ポッコ、どうしたの？」
「今日は取り巻きいねーんだな？」
絡みやすくていいけどよ、なんて言いながらAと肩を組んだのはポルコである
Aは表情をひとつも変えようとせず、ポルコに腕を巻き返すことも無く歩いている
「…？…それ、一体誰のこと？」
「…はは、相変わらずだな
んで、今日はデートすんの？」
「知ってたの？」
顔に出てんだよ。とかなんとか言いながらポルコがうんざりしたような顔をした
「…気をつけなきゃ、後付けられたりしたら怖いし…。」
「……それはその通りだな、最近お前の取り巻きが段々過激化してきてると聞くぞ。
兄貴も俺も警戒はするが…ドベを巻き込ませるなよ」
「そもそも、ライナーに手を出したら生かしては置かないから」
Aのいわゆる【本気】の顔にポルコは頬をひきつらせ、頼むからやめてくれ。と疲れたような顔をしてため息をついた。
「それに、ポッコもライナーをドベドベ言ったらダメだよ。今やウォール学園のジョックなんだから」
「今はな」
「素直じゃないなぁ。」
Aは頬をふくらませて怒り、ポルコは悪い悪い、と適当にあしらう。
そしてAは時計を確認し、ポルコに「そろそろ行くね」と声をかけた。
「…本気で気をつけろよ」
「大丈夫…昔も平気だったでしょ？」
「…はいはい。ほら、行ってこいよバカップル共」
Aは上機嫌でその場を後にし、ポルコも呆れたようにその姿を見送った。
こつ、とローファーを鳴らしてポルコが踵を返そうとした時、背筋に悪寒が走った。
「…(なんだ？…嫌な予感だ)」
ポルコはAの小さくなる後ろ姿を見つめつつ、後ろポケットからスマホを取り出して兄に連絡を入れた。
【Aの奴、マジでなんかに着けられてるかもしれねぇ】
【わかった】
送迎係はもちろん…もちろんというか、本人の好意でいつもマルセルが引き受けていた。
ポルコの兄であるマルセルはライナーの次にAが懐いている男であり、なによりAはマルセルを尊敬していた。
「…おかえりA、いつもんとこでいいな？」
「ただいまぁ、いつもありがとうマルセル。」
「いつもポルコのことを見てくれてる礼だよ」
マルセルはちらりと後ろを気にしながら車を出し、いつもの場所へ向かった
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Strawberry(プロフ) - ポルコ推しの方にそう言っていただけると安心です…！一応原作沿いになってしまいますが最後の最後までポルコは全開で行きますのでこれからもよろしくお願いします!! (2022年1月31日 22時) (
レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
紅月夜。(プロフ) - もうすっごく面白いです、！ポルコ推しなので出てくるたびにニコニコしてます。主ちゃん、ライナーと結ばれるのかなあ、ポルコは死んじゃうのかなあと色々考えながら読んでます笑、続きが楽しみです！！ (2022年1月31日 18時) (レス) @page42 id: bd5a9d7211 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Strawberry | 作成日時：2022年1月14日 17時
