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「昨日はまんまと担がれたんだってな」
「だってコルトが……」
「いいじゃない、担がれるうちが花だよ。実際大活躍だったんだもん。
司令官殿も褒めてたよ？」
まさか自分の名前が出ているとも思わないAは約30センチほど身長差のあるライナーの横に立ち、ライナーの方を見ながらなにやら談笑をしていた。
にしてはライナーの顔は真面目で、Aの顔はおちゃらけているように見えるが
「ピークさん！」
「…(ブラウン副長、もし副長が俺と同じ考えでエルディア人を戦争から解放したいんだとしたら…
信じていいのか？なにより……副長の傍にはマーレの司令塔とも言える最高司令官が居る…。
どっちだ…？？)」
ファルコの顔に移るのはAの言葉に少し砕けたような笑みを見せたライナーだった。
「(そういえばあの二人、なんであんなに…)」
「距離がちけぇんだ、ってか？」
「っわ！！…が、ガリアードさん！」
「あいつらは…そうだな、言っちまえば俺らが候補生になる前から知り合いだったんだよ。
昔からあんな感じだったぞ」
「あれを見せられ続けるこっちの身にもなって欲しいよね、しかも付き合ってないみたいだし。」
ピークとポルコはうんざりしたような言い方をしてAを見る、しかしファルコの目にはしっかりと2人の感情が映っていた。Aさんは本当に愛されてるんだな、と思って頬が緩みそうになるが近くにはまだポルコがいるのを思い出してぴっ、と顔を叩く
「…Aさんはどうして俺達に優しくしてくれるんでしょうか」
そう、本来マーレの上官たちはエルディアを忌み嫌い、戦士に対してでもその冷遇は計り知れない
しかしAが指揮を執るようになってからは露骨な嫌がらせもなくなったし、エルディア人は相当暮らしやすくなって行った。
なんでAさんは、…俺達を守ってくれるんだろう。
「……さぁね、あの子小さい頃からあんな感じだったから」
「昔、聞いたことがある。
確か…そうだ、
“このつまらない争いを終わらせたい、あなた達は悪魔なんかじゃない。悪魔は私達マーレの人間の方だ”…だったかな」
「っ！！そんなことマーレの上官に聞かれれば…」
「本来はタダじゃ済まない…本来は、な」
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Strawberry(プロフ) - ポルコ推しの方にそう言っていただけると安心です…！一応原作沿いになってしまいますが最後の最後までポルコは全開で行きますのでこれからもよろしくお願いします!! (2022年1月31日 22時) (
レス) id: ea9e40fa3e (このIDを非表示/違反報告)
紅月夜。(プロフ) - もうすっごく面白いです、！ポルコ推しなので出てくるたびにニコニコしてます。主ちゃん、ライナーと結ばれるのかなあ、ポルコは死んじゃうのかなあと色々考えながら読んでます笑、続きが楽しみです！！ (2022年1月31日 18時) (レス) @page42 id: bd5a9d7211 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Strawberry | 作成日時：2022年1月14日 17時
